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「Believe」第2話の脱走劇は《キムタク△演出?》…結局“50歳のカッコ良さ”押し売りで辟易

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年5月7日 9時26分

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木村拓哉(C)日刊ゲンダイ

 俳優の木村拓哉が主演のテレビ朝日系連続ドラマ『Believe-君にかける橋-』。第2話の演出に「やっぱり」の声が噴出している。

 第1話は木村演じる主人公の狩山が、会社を守るために「龍神大橋」の建設中に起きた崩落事故の“真相”を闇に葬り、全責任を被って懲役1年6カ月の実刑を受けたところから始まった。しかし、妻の玲子(天海祐希)が癌を患っていることを知り、無実の罪を晴らすことを決めて脱獄を試みる。この時は失敗に終わったが、第2話でも再審の道は程遠いと絶望。同房者を味方につけて脱獄計画を立て……という展開。

《木村拓哉のドラマって『ショーシャンクの空に』意識してる?どうせ、これ受刑者みんながキムタクを慕ってまとまっていくってストーリーなんでしょ?んで脱獄なさるおつもりか?》

《キムタクの橋のドラマこれもしかしてプリズンブレイクですかね…笑》

《最初の脱獄は精神的ショックだから分かるけど、本格的に脱獄は面白くないよー一気に安っぽくなるし、キムタク△(さんかっけー)な演出に思える》

《プリズン・ブレイクか、大脱走って映画みたいにしたいのかなとあんまり面白くなくなってきたね》

 当初、橋づくりに情熱をかける中高年の話かと思っていた視聴者は、突然の脱走劇に戸惑っているようだ。展開は無実の罪を着せられた兄を救うために刑務所に趣き脱獄を試みる、米人気ドラマ「プリズン・ブレイク」や、冤罪で投獄されたが希望を捨てずに脱獄した男の映画「ショーシャンクの空に」などを彷彿とさせるからだろう。

「服役中の50歳の設定にもかかわらず、丸刈りでもなくやつれてもなく、白髪すら見当たらない。強くて頭がキレて応急処置もできて、刑務作業も完璧で…という欠点のない役に、逃走劇が加わったことで《「あー…」って感じ》などと、キムタクをかっこ良く見せようとする演出に辟易の声が散見されます。1月期の木曜ドラマ『グレイトギフト』で“カッコ悪い”、“うだつが上がらない”主人公を演じた反町隆史とは対照的です。50歳を超えて、そろそろ“カッコ悪いキムタク”が見たいという視聴者は少なくないのに」(テレビコラムニスト)

 もっとも、昔からのファンからは《キムタクはやっぱり天性のアイドル》《キムタクはやっぱり天才だと思う どんな役でも自分のものにしてしまう演技力に感動する》などと好評のようだが……。

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