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関東で唯一! 迫力満点の「笠懸」披露、元競走馬も疾走 中世の三浦一族しのぶ「道寸祭り」

カナロコ by 神奈川新聞 / 2024年5月19日 17時0分

疾走する馬上から弓を引く大日本弓馬会の射手=19日、三浦市の荒井浜海岸

 中世の武家社会で栄えた三浦一族をしのぶ「道寸祭り」が19日、居城(新井城)があった三浦市三崎町小網代の荒井浜海岸で開催された。一族のお家芸と伝えられる三大古弓馬術の笠懸(かさがけ)が披露され、約2千人(主催者発表)の来場者を魅了した。

 大日本弓馬会(鎌倉市)に所属する男女9人が射手を務め、馬に乗って弓形の砂浜約140メートルを往復した。小雨の中、馬上でバランスを取りながら50センチ四方の的2枚を真横から、30センチ四方の的は斜め上から弓を引いて的中数を競った。

 馬の中には元競走馬もいて、疾走する姿は迫力満点。「パン」という響きとともに、矢が的の板に命中して割れると大きな拍手が沸いていた。

 横浜市内から写真愛好団体の仲間と訪れた80代の女性は「初めて見たが、遠くから来たかいがあった。いい写真が撮れました」と喜んでいた。

 三浦市や地元観光協会などでつくる実行委員会が主催し、47回目。供養祭の後、関東で唯一の笠懸が披露されている。

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