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楽天モバイルが「700MHz帯」の試験電波を発射 エリアカバー改善への第一歩

ITmedia Mobile / 2024年4月30日 15時35分

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関東地方では、2024年内にSub-6による5Gエリアを1.6倍まで広げるという(画像は2024年2月13日時点における関東近辺のエリア状況)

 楽天モバイルは4月30日、LTE(4G)通信用に割り当てられた700MHz帯において、試験電波の発射を開始した。同社では検証の後、速やかに同周波数帯での商用通信サービスの提供を目指す。

 モバイル通信において、届きの良い700~900MHz帯の電波は「プラチナバンド」と呼ばれている。楽天モバイルは2023年10月、総務省から700MHz帯のうち3MHz幅(715~718MHz/770~773MHz)の割り当てを受けた。

 今回、試験電波の発射を開始したのはこの帯域で、試験の終了後、既存の1.7GHz帯(バンド3)と合わせてLTE通信サービス用に運用される。

 なお、同社では2024年内をめどに、関東地方におけるSub-6(6GHz以下の帯域)による5Gエリアを同年1月比で1.6倍まで拡大していく計画だ。

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