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OpenAI、ChatGPTのデータ分析機能を強化、Google DriveやOneDriveとの接続可能に

マイナビニュース / 2024年5月18日 8時35分

画像提供:マイナビニュース

米OpenAIは5月16日(現地時間)、ChatGPTのデータ分析機能の強化を発表した。Google DriveおよびMicrosoft OneDriveからのファイル追加、インタラクティブなテーブル、チャートのカスタマイズなどが可能になる。数週間をかけて有料プラン(ChatGPT Plus、Team、Enterprise)のユーザーに展開し、同社が5月13日に提供開始した最新のフラッグシップAIモデル「GPT-4o」で利用できるようになる。

昨年7月、ChatGPTに高度なデータ分析機能が導入された。ユーザーがアップロードしたデータファイルを、ChatGPTが分析し、Pythonコードを自動生成して実行する。専門知識を持たない人でも、大規模なデータセットのマージやクリーニング、チャートの作成、洞察といった様々なデータタスクを処理することができ、専門家は日々のデータクリーニング・タスクの効率化に活用できる。

新機能が利用できるようになると、ファイル・アップロード(入力ボックス内のクリップのアイコンをクリック)の際に、「Google Driveに接続」と「Microsoft OneDriveに接続」を選べるようになる。ChatGPTにアクセス権を与えると、Google DriveやOneDriveから直接ChatGPTにデータを追加できるようになる。データを一度PCにダウンロードする必要がなくなり、ChatGPTを利用したデータ分析のワークフローをよりスムースに完了できる。

強化されたデータ分析機能は、インタラクティブに機能するテーブルを作成できる。これにより、特定のエリアをクリックして追加の質問をしたり、ChatGPTが提案するプロンプトを用いて理解や分析を深めるなど、リアルタイムでのテーブル作業が充実する。例えば、月々の支出のスプレッドシートを結合し、支出の種類別に分類したピボットテーブルを作成してもらうことが可能である。

また、棒グラフ、折れ線グラフ、円グラフ、散布図グラフなど、様々なチャートタイプでカスタマイズ機能を利用できる。チャート要素にカーソルを合わせ、追加の質問をしたり、色を変更してプレゼンテーションや文書として使うために整えることができる。カスタマイズに対応していないチャートでは、静的バージョンを生成する。
(Yoichi Yamashita)

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