1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

アカデミー賞受賞!天才アニメーターの素顔「宮崎駿」世界は知らない変人伝説

日刊大衆 / 2024年5月14日 7時0分

写真はイメージです

『となりのトトロ』や『千と千尋の神隠し』など数々のジブリ作品を世に放ってきた、宮崎駿監督(83)の名声が世界に轟いている。

「3月、アメリカ映画界で最高の栄誉とされるアカデミー賞で『君たちはどう生きるか』が長編アニメーション賞を受賞。それに続き、フランスのカンヌ映画祭は、スタジオジブリの功績をたたえ、『名誉パルムドール』を授与すると発表したんです」(映画ライター)

アメリカのタイム誌「世界で最も影響力のある100人」にも選出

 映画界だけでなく、アメリカの雑誌『タイム』も、

「毎年恒例の“世界で最も影響力のある100人”を発表、そこに宮崎監督の名前がありました」(映画製作会社関係者)

 日本が世界に誇る天才アニメーターだが、世界が知らない“素顔”がある。

「実は、駅や電車内での“女子高生ウォッチング癖”があるんです」(前同)“世界のミヤザキ”が、いったい、なぜ?

「唇を観察し、今時の女子の会話の速さを調査していたんです。また、制服のスカートのリアルな揺れ方を把握するため、駅の階段の下で1時間、座り込んでいたこともあるんです」

 こう語るのは、アニメに精通する映画批評家の前田有一氏だ。

「宮崎アニメが世界一である理由は、まさに“動きのリアリティ”にあります。そうした行動は、一般の感覚から言えば変人レベルかもしれませんが、そうでないと、あれだけの動きは描けないのでしょう」(前同)

『耳をすませば』階段を上がるヒロイン

 さらに、前田氏は、スカートに関して、こんな話を聞いたことがあるという。

「脚本で参加した『耳をすませば』に、階段を上がるヒロインを下から描いたシーンがあります。それを見た宮崎さんは、監督である近藤喜文さんに“あの角度ならパンツが見えて当然なんだ。それを恐れちゃダメだ”と、こぼしていたらしいんです」

「初恋の家が近いから」

 盟友の鈴木敏夫プロデューサーからは、スタオジブリの所在地に関して「(東京都の)小金井にこだわる理由を聞いたら、“初恋の人の家が近いから”って言われたんです」と仰天エピソードを暴露されたことも。

 前出の前田氏は、「実際には分からない」としながら、こう続ける。

「中央線沿いはアニメ関連会社が多いし、家賃なども考慮して選んだんだと思います。ただ、その話も宮崎駿の“趣向”を知っていれば、完全には否定できない」

 それは、いったい何か。

「宮崎作品は少女信仰が強い。女性の存在自体を崇拝しているのは確かです。初恋の相手を心に抱えていても、なんら不思議ではないんです」(前同)

 心に抱えているのは女性への“恋心”だけではない。

庵野秀明監督『新世紀エヴァンゲリオン』を酷評

「彼は、嫉妬心がすごく強い。自分の興行記録を破る作品が現れたり、すごいと思うアニメを見ると、じっとしていられなくなるんでしょう」(同)

 それは、“弟子”とも言える庵野秀明監督に対してもそうで、

「人気アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』を“観るに堪えない”と酷評する様は、逆にジェラシーを感じているようにも取れました。

 しかも、その後、自らの作品『風立ちぬ』で庵野監督を声優として起用しているんですから、面白い関係ですよ」(前出の映画関係者)

引退宣言をたびたび撤回

 そんな宮崎監督は、引退宣言をたびたび撤回することでも、おなじみだ。

「年齢により描くテーマも変わっていくタイプ。今後も80代、90代と感情が移ろうたびに、製作意欲が湧いてくるはずです」(同)

“変人”は今後、どう生きるか。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください