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ディズニー「1泊30万円以上」超高級ホテルの衝撃 ブルガリホテルやアマンに並ぶ強気の宿泊料

東洋経済オンライン / 2024年5月4日 7時0分

6月に開業する「東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテル」。左側の建物が「グランドシャトー」で右側はラウンジ(記者撮影)

東京ディズニーシー(千葉県浦安市)にディズニーならではの世界観を取り入れた高級ホテルが誕生する。

【ホテル内の写真を見る】1泊で30万円超、客室面積が70平米の「テラス&アルコーヴルーム」など(17枚)

それは「東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテル」だ。6月6日にディズニーシーに加わる新エリア「ファンタジースプリングス」と併せて開業する。同エリアは「アナと雪の女王」や「塔の上のラプンツェル」、「ピーター・パン」をモチーフにしている。

ホテルは、東京ディズニーリゾートを周回するディズニーリゾートラインのベイサイド・ステーションから歩いて数分の場所にある。大きな花をしつらえたエントランスを入るとまず目に入るのはラウンジだ。

ほかの高級ホテルに引けを取らないラウンジ

ラウンジで最も印象的なのは大きな3枚のガラス窓。そこからホテル名の由来にもなっているパーク内の泉(英語でスプリング)を見渡すことができる。天井も高く、雰囲気は高級ホテルそのものだ。中央のオブジェには同ホテルのモチーフである蝶とトンボが飾られている。

利用客がまず訪れる場所であるラウンジは、ホテルにとっての「顔」。ラグジュアリーホテルは、各自のテーマに沿った家具を配置したり、眺望のよい高層階や庭園が見える場所にラウンジを設けたりしている。

ファンタジースプリングスホテルもその雰囲気はラグジュアリーホテルにまったく引けを取らない。

ファンタジースプリングスホテルは2つの棟で構成されている。その中でも注目なのが高級棟の「グランドシャトー」だ。

客室数を56室と抑えた分、価格は1泊30万円以上と超強気の設定だ。都内のホテルではブルガリホテル 東京(中央区)や、アマン東京(千代田区)などと肩を並べる価格となっている。

【写真】高級棟「グランドシャトー」の内観やファンタジースプリングスホテルの外観など(17枚)

棟に入るにはキャストによる確認やカードキーのタッチが必要で、グランドシャトー宿泊客は、ほかのホテル利用客と動線が分けられている。宿泊客はゆとりのある空間を楽しむことができる。

4月下旬、メディア向けに客室が公開された。記者が訪れたのはグランドシャトーにある「テラス&アルコーヴルーム」。寝室やシャワーのある空間とソファや机のあるリビングに分かれており、客室面積は70平米を誇る。

一般的なラグジュアリーホテルの場合、通常の部屋は50平米程度。それを優に超える。またテラスからは、ファンタジースプリングス内の景色を一望することができる。

ミッキーと撮影のディナーコースも

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