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処理水での専門家間の対話開始、日本側の見通し示した=官房長官

ロイター / 2023年11月17日 17時26分

11月17日、 松野博一官房長官は記者会見で、岸田文雄首相(写真)と中国の習近平国家主席との会談は大局的な方向性を確認し、有意義だったとの見解を示した。サンフランシスコで16日撮影(2023年 ロイター/Brittany Hosea-Small)

Kazuhiko Tamaki

[東京 17日 ロイター] - 松野博一官房長官は17日午後の会見で、岸田文雄首相と中国の習近平国家主席との会談は大局的な方向性を確認し、有意義だったとの見解を示した。また、福島第1原子力発電所の処理水の海洋放出を巡り、中国が日本産食品の輸入を規制していることに関連し、岸田首相が専門家レベルで科学に立脚した議論を行っていくと述べたのは、日本側の見通しを示したものだと説明した。

松野官房長官は、日中首脳会談について「建設的かつ安定的な日中関係の構築という大きな方向性を再確認した」と指摘。「共通の目標に向かって大局的な方向性を確認して有意義な会談になった」と評価した。

他方、両国間には様々な課題や懸案があり、日本として主張すべきは主張し「中国に対し、責任ある行動を求めつつ、諸懸案を含め対話をしっかりと重ね、共通の課題については協力する建設的かつ安定的な関係の構築を双方の努力で進めていくことが重要である」と説明した。

また、岸田首相が処理水の海洋放出を巡り、中国の日本産食品の輸入規制に関して専門家間の対話を始めると述べたことについて「両首脳は、建設的な態度をもって協議と対話を通じて問題を解決する方法を見い出していくことで一致した」と指摘。

その上で「日本側が求めてきた専門家間の対話が、今後、調整を経た上で行われるだろうとの(日本側の)見通しを示した」と説明した。

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