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中国系ECのTemu、欧州消費者機構が苦情 デジタル法違反も

ロイター / 2024年5月17日 16時59分

 5月16日 欧州消費者機構 (BEUC)は、中国のPDDホールディングスが運営する電子商取引(EC)「Temu(ティームー)」が欧州連合(EU)のデジタルサービス法(DSA)に違反している可能性があるとして欧州委員会に苦情を申し立てた。写真はティームーのロゴで、2023年4月に撮影(2024年 ロイター/Florence Lo)

Foo Yun Chee

[ブリュッセル 16日 ロイター] - 欧州消費者機構 (BEUC)は、中国のPDDホールディングスが運営する電子商取引(EC)「Temu(ティームー)」が欧州連合(EU)のデジタルサービス法(DSA)に違反している可能性があるとして欧州委員会に苦情を申し立てた。

DSAはマーケットプレイス運営者や仲介業者に対して、有害コンテンツ対策などを義務付けている。

BEUCは、Temuが販売業者に関する重要な情報や、販売商品がEUの安全基準を満たしているかどうかといった情報を消費者に提供することを怠っていると指摘した。

また、消費者を不利な決定に誘導する「ダークパターン」などの手法を使って必要以上の出費をさせているとも指摘した。

Temuは約1年前に欧州市場に参入。3月時点でEUの月間ユーザーは約7500万人。

TemuはBEUCの苦情について、「非常に真剣に受け止めており、徹底的に検証することを約束する。引き続き関係者と対話を続け、Temuの消費者向けサービスを向上させていく」と述べた。

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