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峠道を気持ちよく駆け抜けられる!ハスクバーナの新型「ヴィットピレン401」に試乗しました〜小野木里奈の○○○○○日和〜

バイクのニュース / 2024年5月20日 12時10分

『小野木里奈の○○○○○日和』は、フルモデルチェンジを行ったハスクバーナの『ヴィットピレン401』に箱根ターンバイクで試乗しました。初めての箱根ターンパイクでヴィットピレン401の楽しさを実感!

■旧型から新型の変更点を見る

 皆さんこんにちは。バイク好き女優の小野木里奈です。先日、私はハスクバーナモーターサイクルズの試乗会で箱根ターンパイクデビューをしました。

 そこで編集長に教わり、すぐにギアを上げず回転数を上げて走ることに挑戦し、その瞬間にバイクはポテンシャルが引き出されてエンジン音や全身に伝わる振動など全く違うものに変わってアドレナリンが大量に放出される経験をすることができました!

ハスクバーナの新型『ヴィットピレン401』でワインディングに挑戦!ハスクバーナの新型『ヴィットピレン401』でワインディングに挑戦!

 あまりスピードを出していなくても回転数を上げパワーバンドに入れることで、バイクの楽しみ方がまたひとつ増えた気がします。私のように峠道を走り慣れていないビギナーの方でも、ハスクバーナの新型『ヴィットピレン401』はとても挑戦しやすいバイクだと思います。

 本日の『小野木里奈の○○○○○日和』は「試乗日和」です。それではいってみましょう!

「ヴィットピレン」という言葉はスウェーデン語で白い矢を意味します。その名の通り白いカウルが前方に突き刺す矢のように見えませんか?

 停まっている姿もこの白い部分に目が行きがちですし、走行中もこの白い部分が飛ぶ白い矢の残像のように見えてしまうほどデザインの主張を感じます。

 見た目はモノトーンで統一されていてシンプルな雰囲気が漂っていますが、よく見るとシートにベルトが付いていたり、サイドから見たときのイエローラインが入ってカラーのアクセントになっていたりなど細かい箇所にもオシャレ感のあるバイクです。

ホイールベースは、旧型の1357mmに対し、新型は1368mmに伸びている(上:旧型 下:新型)ホイールベースは、旧型の1357mmに対し、新型は1368mmに伸びている(上:旧型 下:新型)

 この新型『ヴィットピレン401』のホイールベース部分は旧型の1357mmに対し、1368mmに伸びています。モデルチェンジ前のモデルをイメージしている方が新型を見ると、全体的にバイクの存在感がより大きく見えるかもしれません。

 さらに旧型と変わった点は、今までセパレートハンドルだったことに対し、新型はバーハンドルに変更されています。個人的にセパレートハンドルは、スーパースポーツや、カフェレーサーに装備されているイメージがあります。旧型はネイキッドバイクのセパレートハンドルなのでカフェレーサー的なイメージが濃い印象でしたが、今回の新型からバーハンドルになることで、カフェレーサーというよりもよりカジュアルでスポーティーな印象が強くなっているなと個人的に私は感じます。

 そしてネイキッドバイクの場合は、バーハンドルの方が取り回しもしやすく、さらに運転しやすいのでこの変更点は私にとって満足度が爆上がりです!(笑)

ライトにはデイライトも採用されているライトにはデイライトも採用されている

『ヴィットピレン401』はロードタイプのバイクだそうで、タイヤの表面を見てもロード仕様になっており、ライトもデイライトがついています。

 さらにサスペンションも5段階調節できるそうで自分の乗りやすいようにカスタムできるようになっていたりスマートフォンとBluetoothで連動して着信通知や音楽を聴く操作ができるなど、こんなシンプルな出で立ちからこの機能性を想像していなかったので驚きました。

■恒例の足つきチェックでございます!

 私(=身長160cm)が跨るとこのような感じ。両足はつま先立ちになりますが、そのつま先でしっかりと地面を押さえつけられる感覚があります。

シート高は820mm、身長160cmの私が跨ると両足はつま先立ちになりますが、しっかりと地面を押さえつけている感覚があるシート高は820mm、身長160cmの私が跨ると両足はつま先立ちになりますが、しっかりと地面を押さえつけている感覚がある

 シート高は820mmです。シート高の数字だけで判断すると「結構足がつきにくいのかな?」と最初私は想像していたのですが、実際に跨るとベタ足ではないにしろ、意外と両足でしっかり押さえつけられる感覚があります。

 シート前方が絞られ車体もスリムだからこそ、このように地面へ足が届きやすくなっているように感じます。

 車両重量は154.5kgで、実際に自分1人でも簡単に取り回しをすることができます。バーハンドルになったことで、ハンドル操作しながらバイクを体で支えやすくなったと思います。

■いよいよエンジンスタートです!

 エンジンを始動させると、「シュールルルルーーーッ!」という、車体の中で空気が擦れて奏でているような軽い音と「ダッダッダッダッ!」というしっかりした低い音の粒が混ざり合って聴き心地の良い音が聞こえてきます。

エンジンずっと聴き入ってしまうような心地よい感覚があるエンジンずっと聴き入ってしまうような心地よい感覚がある

 音がはっきりとしていながらも爆音ではないからこそずっとエンジンをかけていても嫌な感じがしない、むしろずっと聴き入ってしまうような心地よい感覚になります。

 発進時はそこまで爆発的なパワーではありませんが、むしろ滑らかに徐々に徐々に加速していく感じで私は好み。

 今回は箱根ターンパイクでの試乗だったので、都心の渋滞を気にせず加速も楽しむことができました。今回は編集長にも教わって、こういう場所での試乗だからこそできるだけエンジンの回転数を上げてみるということに挑戦しました。

 発進時のエンジン音とはまた全然違うエンジン音に変化して、音量もでかくなるだけでなくより高い音と体に伝わる振動が私のアドレナリンをどんどん出させるような迫力があります。

いい意味での緊張感と興奮が相俟って初めての体験ですごく楽しく感動しました!

ライディングポジションは、リラックスした姿勢で乗ることができ、ヴィットピレン401を思う存分楽しむことができたライディングポジションは、リラックスした姿勢で乗ることができ、ヴィットピレン401を思う存分楽しむことができた

 一方で、バイクに乗ったときの手元やシート、ステップ位置のバランスが私の体にはとても合っていて、リラックスした姿勢で運転することができます。車両から伝わる振動と迫力のあるエンジン音による興奮とリラックスした姿勢で運転という何とも言えない絶妙なバランスでバイクを楽しむことができたと思います。

 この「ヴィットピレン」というその名の通り、まるで自分が白い矢になったかのように放たれ、ずっと突き進むような感覚を味わうことができました。それくらいバイクとの一体感も感じながら走りを楽しめたなという印象があります。

コーナリングも車両に自分の体がすっと馴染むので楽に車体を倒し込むことができるコーナリングも車両に自分の体がすっと馴染むので楽に車体を倒し込むことができる

 コーナリングも車両に自分の体がすっと馴染むので、全く苦ではなく楽な状態で車体に体を傾けて走行することができます。

『ヴィットピレン401』はターンパイクのような峠道をとても楽しめるバイクなんじゃないかなと思います。

 普段、スーパーカブを乗っている私は、バイクでスピードを出したいという欲が元々ありません。峠道でもスピードを出すというよりもリラックスした状態でバイクのエンジン音や景色を楽しむっていうことが一番好きなので、今回のヴィットピレンではそれを叶えてくれました。

 気になるお値段は79万9000円(税込)です。こちらは国産メーカーの同等な排気量よりも少しお高めに感じるかもしれませんが、外国車と聞くと私はもっと高い金額を想像していたのでそれほど国産車と大差はないのではないかと思います。

ワインディングやスポーツ走行など快適に楽しみたい方にオススメですワインディングやスポーツ走行など快適に楽しみたい方にオススメです

 私のように初めての箱根ターンパイクデビューだったり、峠道デビューする方は、エンジン音と走りやすさ、そしてバイクの興奮度を快適に楽しみたい方にオススメしたい1台です。

 デザインも国産車には見られない特徴的なデザインなのも魅力的ですよね。気になる方はぜひ試乗してみてください。

 それでは、また次の月曜日にお会いしましょう。

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