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SMBC日興証券 人気ファンドランキングトップ10(2022年12月)を読み解く!

Finasee / 2023年1月18日 16時0分

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Finasee(フィナシー)

2022年12月、SMBC日興証券で多くの資金を集めたのは以下のファンドだった。

第1位「日経225ノーロードオープン」の概要

SMBC日興証券の12月ランキング1位は、「日経225ノーロードオープン」だった。同ファンドは、日経平均株価(日経225)に連動する投資成果を目指すインデックスファンドである。11月は1.34%のプラスリターンとなったものの、12月末の基準価額は18,901円と11月末の20,236円に比べて約6.6%の下落となった。ただ、日経平均株価に連動するインデックスファンドは、株価が下落する局面で買いが増える傾向にある。12月は、同ファンドに約446億円の資金流入があった。これは、国内公募株式投信(ETF除く)の中で5番目の大きさである。今後も、日経平均株価が下がるときは、同ファンドに買いが入る可能性は高いだろう。

■日経225ノーロードオープン 
基準価額 20,236円
信託報酬 0.55%(年率・税込)
純資産残高 2,242億円

<騰落率>
1カ月 1.34%
3カ月 0.15%
6カ月 3.18%
1年    1.91%

※11月末時点

全体を見て:外国株式型ファンドが人気

SMBC日興証券では、外国株式型ファンドの人気が高かった。ランキング6位の「インベスコ 世界厳選株式オープン(毎月決算型)」は、株式投資の王道である「成長+配当+割安」を追求して銘柄を選ぶアクティブファンドである。11月は+3.92%となり、1年騰落率も+10.94%と堅調なパフォーマンスとなっている。2023年も、SMBC日興証券のランキング上位に入るかどうかに注目している。

■インベスコ 世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(毎月決算型)
基準価額 8,600円
信託報酬 1.903%(年率・税込)
純資産残高 2,459.96億円

<騰落率>
1カ月  3.92%
3カ月  4.27%
6カ月  4.90%
1年    10.94%

※11月末時点

ここに注目:「ダイワ日本国債ファンド(年1回決算型)」が4位にランクイン

「ダイワ日本国債ファンド(年1回決算型)」が4位にランクインしている。同ファンドは日本の国債に投資し、残存期間の異なる債券の利息収入を幅広く確保することを目指して運用を行う。日本国債10年利回りが0.50%になるなど、日本の金利も上昇傾向にある。安全資産としての日本国債の人気が高まるかどうかに注目している。

■ダイワ日本国債ファンド(年1回決算型) 
基準価額 10,394円
信託報酬 0.77%(年率・税込)
純資産残高 94億円

<騰落率>
1カ月 -0.3%
3カ月 -0.8%
6カ月 -0.8%
1年    -2.0%

※11月末時点

山下 耕太郎/金融ライター/証券外務員1種

一橋大学経済学部卒業後、証券会社でマーケットアナリスト・先物ディーラーを経て個人投資家・金融ライターに転身。投資歴20年以上。現在は金融ライターをしながら、現物株・先物・FX・CFDなど幅広い商品で運用を行う。ツイッター@yanta2011

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