浦和ヘグモ監督「ビッグチャンスをたくさん作った」 先制→直後の失点悔やむ「うれしくない」
FOOTBALL ZONE / 2024年5月19日 16時31分
■磐田戦は1-1引き分け
浦和レッズは5月19日にJ1リーグ第15節のジュビロ磐田戦をアウェーで戦い1-1の引き分け。連勝は3でストップした。試合後のペア・マティアス・ヘグモ監督は、もったいない引き分けの印象も与えるゲームの後にも「本日は引き分けたが、自信を持って帰ることができる」と話した。
前半立ち上がりは浦和が完全に磐田陣内に押し込み、中央でのワンタッチパスの連続も見せながら攻め込んだ。攻撃が終わった後のプレスも速く、磐田は自陣で耐える時間になった。それでもスコアが動かずに試合が進むと、磐田は両サイドからのクロスに活路を見出す。浦和はGK西川周作が守備範囲を広げて対応し、セカンドボールで狙うミドルシュートにも対応して両者無得点で前半を終えた。
後半の立ち上がりも浦和はFWチアゴ・サンタナに立て続けのチャンスが訪れたが、角度のないところからのシュートはGK川島永嗣にセーブされ、FW前田直輝のクロスに合わせたヘディングシュートは枠外に飛んだ。後半21分には敵陣でのボール奪取からショートカウンターに入り、FW中島翔哉のラストパスを前田が受けてGKと1対1のビッグチャンスを迎えたが、バウンドしたボールを抑え込めずクロスバーの上にシュートを飛ばしてしまった。
それでも浦和は後半23分、本数が多くなっていたコーナーキックからファーサイドでDFマリウス・ホイブラーテンが押し込んで先制に成功した。しかし磐田は直後に交代を行うと、右サイドからのクロスのこぼれ球をキャプテンのMF上原力也がシュートを放ち、出場直後のMF金子翔太がコースを変えて後半26分の同点ゴールとなった。ラスト15分はオープンな展開で浦和にチャンスもあったが、このまま引き分けた。
試合後のヘグモ監督は「選手たちは素晴らしいゲームをプレーしてくれたので称えたい。ビッグチャンスをたくさん作った」とコメント。その中で「ただもちろん、1-0とした直後に失点してしまったのはうれしくない。1-0をキープできれば相手も前掛かりになり、さらにスペースも生まれて追加点を狙えただろう」と、先制直後の失点が悔やまれるとした。
一方で、指揮官は「90分を通じて選手たちはゲームプランを実行してくれた。本日は引き分けたが、自信を持って帰ることができる」とコメントした。リーグ戦ではこの後、FC町田ゼルビア、ヴィッセル神戸、セレッソ大阪、鹿島アントラーズと上位勢との対戦が続くが、チームの成長具合には満足感があるようだ。(FOOTBALL ZONE編集部)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
浦和が執念ドロー 中島翔哉がコントロール弾、後半猛攻も…J1王者・神戸に勝ち切れず
FOOTBALL ZONE / 2024年6月1日 17時54分
-
浦和ホームで土壇場敗戦 単発なクロス攻撃に課題…ヘグモ監督「練習継続していきたい」
FOOTBALL ZONE / 2024年5月26日 20時17分
-
磐田ジャーメイン良“ロス”解消に目途?…苦境で救世主が出現「サッカーの神様っている」【コラム】
FOOTBALL ZONE / 2024年5月20日 20時20分
-
磐田が連敗を3でストップ…3連勝中の浦和に先制許すもMF金子翔太弾でドローに持ち込む
ゲキサカ / 2024年5月19日 16時0分
-
磐田×浦和は1-1ドロー 元日本代表GK川島永嗣が好セーブを連発で存在感
FOOTBALL ZONE / 2024年5月19日 15時59分
ランキング
-
1「おかしいだろ!」「聞いたことねえよ!」会場騒然…土壇場PK弾で水戸を下した長崎、クラブ記録更新の16戦無敗
ゲキサカ / 2024年6月2日 17時18分
-
2不倫報道の元日本代表・佐藤寿人氏が謝罪「たくさんの方々にご迷惑をおかけしてしまいました」
スポニチアネックス / 2024年6月2日 19時40分
-
3貴乃花さんが新体制で一般社団法人を再スタート「これからはコンパクトな形で対話を通じて活動したい」
スポニチアネックス / 2024年6月2日 5時3分
-
4大谷翔平に前十字靭帯断裂の恐怖を想起 米解説「心配なのは最後の…少し不自然な動きになる」
THE ANSWER / 2024年6月2日 20時3分
-
5JRAの小林徹弥元騎手が50歳で死去 千田調教師「急すぎて何も言えません。昨日も仕事を…」
スポーツ報知 / 2024年6月2日 16時12分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください