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苦労人FWホセルが窮地から大逆転2発!! R・マドリー、王者シティに続きバイエルンも劇的に破って2年ぶり欧州CL決勝へ

ゲキサカ / 2024年5月9日 6時16分

 なお、直前のプレーではダイアーのクリアがラインをかすめる形でR・マドリー陣内に飛んできており、リュディガーとニャブリが追いかけていたことから、両チームの選手が一時的に2つのボールにプレーしていた格好に。そのためバイエルンの選手たちはスローインによる再開に抗議した。

 そうして迎えた前半26分、バイエルンに痛いアクシデント。先発抜擢のニャブリが足を痛めてプレーを続けられなくなり、DFアルフォンソ・デイビスがそのまま左サイドハーフに投入された。同29分、バイエルンはケインが浮き球から果敢にミドルシュートを狙ったが、これはルニンがかすかに触ってかき出した。

 その後はR・マドリーの攻撃がバイエルンのブロックに阻まれ、跳ね返りを拾ったバイエルンがカウンターを見せる場面もあったが、決定機には至らず。同40分、R・マドリーはビニシウスのクロスをロドリゴが足を出しながらも見送り、流れたボールがバイエルンゴールを襲ったが、ノイアーの横っ飛びに弾かれた。

 そのまま後半を迎えると、R・マドリーはビニシウスが左ウイングに開き、ロドリゴが1トップ、ベリンガムがトップ下、バルベルデが右サイドに回って4-2-3-1のシステムに変更。すると直後、ベリンガムが左サイドをえぐってゴール前に折り返し、バルベルデが触っていたら同点というビッグチャンスを作り出した。

 その後もビニシウスは止まらない。後半7分、まずはキミッヒを抜き去って左サイドをえぐり、またしても折り返しのパスでチャンスを創出。同10分にはデ・リフトとサネに詰め寄られながらも中に送り、ついにロドリゴに合わせたが、ワンタッチシュートはわずかに右へ外れた。

 R・マドリーは後半13分、ベリンガムがゴール前で倒されてFKを獲得すると、ロドリゴがゴールを狙うが、ノイアーが横っとびでファインセーブ。また同15分にはバイエルンのカウンターが不発に終わると、逆カウンターに出たビニシウスが今度はカットインからシュートを狙ったが、これもノイアーの完璧な横っ飛びセーブに阻まれ、試合の均衡は保たれた。

 ビニシウスはなおも止まらず、後半19分には鮮やかなダブルタッチでキミッヒをかわし、倒れ込んだところでハンドを誘発。左サイドの主導権を完全に手中に収めた。一方のバイエルンも同21分、ムシアラがペナルティエリア左を攻め込み、ようやく可能性のあるシュートを披露。だが、これもルニンのセーブに阻まれた。

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