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北海道の阿寒湖の2人目の遺体、帯広市の38歳の会社員と判明…先に発見の札幌市の39歳とモーターボートで釣り、2人とも救命胴衣の着用なし

北海道放送 / 2024年5月6日 11時26分

小浜さんの遺体を発見後、搬送する捜索隊(5日午後、阿寒湖)

5日午後、北海道釧路市の阿寒湖で見つかった遺体は、帯広市の38歳の男性と判明しました。3日にモーターボートで釣りに出たまま、行方不明になっていた2人は、2人とも亡くなったことになります。

死亡したのは、帯広市の会社員、小浜康徳(こはま・やすのり)さん38歳です。

阿寒湖では3日早朝、札幌市の自営業、高田佳和さん39歳と、もう1人の男性がモーターボートに乗って釣りに出たまま、行方がわからなくなりました。

警察などが捜索し、4日午前4時40分ごろ、湖の小島の近くで、高田さんの遺体を発見、さらに5日午後1時40分すぎ、小浜さんの遺体も小島付近で見つけました。

その後、小浜さんが高田さんと一緒に行方不明になった男性だったこともわかりました。

モーターボートは、小島から200~300メートルほどのところで沈んでいて、2人とも発見時、救命胴衣を着用していませんでした。

阿寒湖畔では、3日正午すぎ、14.2メートルの最大瞬間風速を観測するなど、風の強い状態が続いていて、警察は引き続き事故の原因を詳しく調べる一方、水のレジャーの際、必ず救命胴衣を着用するよう呼びかけています。

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