ファン待望「Xiaomi 14 Ultra」日本投入のきっかけは“CEOへの要望” 20万円切りは「頑張った」
ITmedia Mobile / 2024年5月10日 12時37分
左からXiaomi 14 Ultra、Redmi Note 13 Pro+ 5G、Redmi Note 13 Pro 5G、Xiaomi Pad 6S Pro 12.4
Xiaomi Japanは5月9日、東京・日本橋で新製品発表会を開催した。フラグシップモデル「Xiaomi 14 Ultra」など、日本向けに投入する新モデルを披露した。
会の終了後、Xiaomi Japanの大沼彰社長と、商品企画を統括するプロダクトプランニング本部長の安達晃彦氏が報道陣からの囲み取材に答えた。
発表した製品は以下の通り。
スマートフォン
・Xiaomi 14 Ultra
・Redmi Note 13 Pro 5G
・Redmi Note 13 Pro+ 5G
タブレット
・Xiaomi Pad 6S Pro 12.4
スマートテレビ
・Xiaomi TV A Pro 86
●ファンの声に応えて「Xiaomi 14 Ultra」を投入
「Xiaomi 14 Ultra」を日本に投入したことだ。ライカ監修のカメラを搭載した、Xiaomiの最上位モデルだ。2024年2月のグローバル版の発表から3カ月で日本市場へ投入された。
Xiaomi Ultraシリーズは、カメラ特化型ハイエンドモデルとして3世代を重ねるシリーズだが、日本市場向けの投入は今回が初めてだ。
Xiaomi Japanは2019年末に日本市場に参入して以来、コストパフォーマンスに優れたミッドレンジ帯のモデルで実績を積み重ねてきた。2023年にはハイエンドモデルの「Xiaomi 13T Pro」をソフトバンクから発売するなど、製品ポートフォリオの厚みを増してきた。最新フラグシップの投入は、そのステップの積み重ねの着地点となった。
14 Ultra投入のきっかけは、Xiaomiファンの声だった。X(旧Twitter)でXiaomiの雷軍CEOあてに、フラグシップモデルの日本投入を求めたファンに対し、雷氏は「検討します」と答えて注目を集めた。そこから半年で、実現することになった。
Xiaomi 14 Ultraは基本的にはSIMフリー版のみでの販売となる。直販や量販店の他、au +1 Collectionの商品としてau ショップでも取り扱われる。大手キャリアで販売している他の機種と比べると、販売規模は限定される。
販売台数が少ないため、日本向けのカスタマイズも最小限にとどめている。価格が上がったり、販売時期が遅らせたりしないようにおサイフケータイ(FeliCa)は搭載を見送った。
●20万円切りは「頑張った」 購入しやすくなる仕組みも検討に
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