アンジェリーナ・ジョリー、15歳の末娘と一緒に希少なテレビ出演 両親そっくりに成長した笑顔見せる

プレミアに出席した母娘(画像はThe Outsiders MusicalのInstagramから)

　俳優アンジェリーナ・ジョリーが末娘のヴィヴィアンを連れ、現地時間5月13日放送の朝の情報番組「Today」に出演。現在15歳のヴィヴィアンは、アンジェリーナと元夫ブラッド・ピットとの3人目の娘で、母娘2人でのテレビ出演は珍しいこととして現地で報じられています。

●母娘でプロデュースする舞台が高評価　そろってテレビ出演の理由

　アンジェリーナの番組出演は、自身がプロデューサーの1人として名前を連ねるミュージカル「The Outsiders」のプロモーションのため。S・E・ヒントンの同名小説を原作とする同作は、オクラホマ州タルサを舞台に、貧困層と富裕層に分かれ対立する若者グループの青春の日々を描いたもの。1983年にはフランシス・フォード・コッポラ監督によって邦題「アウトサイダー」として映画化もされ、いまだに根強い人気を誇ります。

　批評家からも絶賛され、6月開催のトニー賞にも12部門にノミネートされている舞台版には、ヴィヴィアンもスタッフとして参加。表舞台には出ず、クリエイターをサポートする裏方として製作に深く関わると発表されていました。

●どうしても目立ってしまうけど……　あくまでスタッフの1人

　しかしあまりにも有名な両親を持つ身であるからにはどうしても注目を浴びてしまうもの。4月11日のプレミアには母やキャストとともに出席し、キャストと同じくアンジェリーナのアパレルブランド「アトリエ・ジョリー」の衣装を身にまとい登場し、このときもニュースになっていました。

　今回の出演でも母の隣には並ばず、スタッフの1人として側に控えていた大勢とともに待機していたヴィヴィアン。司会者がヴィヴィアンの話題に触れたタイミングでカメラは他のスタッフらとともに母親を見守っていた彼女を捉え、少し恥ずかしそうにまだあどけない表情を見せています。

　アンジェリーナは「これは、家族についての作品なんです」と作品の魅力について説明し、母娘で作品に心引かれた理由を語りました。

●“ブランジェリーナ”と子どもたちの現在

　現在48歳のアンジェリーナは6人の子の母。最初の子どもは2番目の夫ビリー・ボブ・ソーントンとともに2002年にカンボジアから迎えた養子マドックスでしたが、ビリーとは2003年に離婚。その後ブラッド・ピットと交際中だった2005年にエチオピアから長女ザハラを迎えます。

　ブラッドと正式にパートナー関係となった2006年に初めての実子で次女となるシャイロを出産。さらに2007年、ベトナムから次男となるパックスを養子に（当時3歳だったため年齢は長男マドックスの1つ年少）。ヴィヴィアンは2008年、双子のきょうだいノックスとともに誕生した末っ子です。

　2人の名前を組み合わせた“ブランジェリーナ”の造語も誕生するほど人気が高かったアンジェリーナとブラッドは、長年パートナーとして過ごしたのち2014年に結婚し、2016年に離婚。子どもたちは主にアンジェリーナと暮らしているものの、5月27日に18歳の誕生日を迎え成人するシャイロは、新しい生活を始めるためブラッドと暮らすとも報じられています。