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迷惑おじさんキャンパーの“ある行動”のせいで家族キャンプが台無し。注意するとまさかの反応

女子SPA! / 2024年4月14日 8時47分

 その間も息子たちは隣のサイトから飛ばされたゴミを拾ったりと協力してくれていました。何よりも我が家のテントが大きく破れてしまった事実を知らず、『あ~すみませ~ん』と戻ってきた隣のキャンパーに腹立たしい気持ちでいっぱいでした」

 強風の中でのキャンプとみんな条件は同じなので、物が飛ばないようにする配慮は当たり前だと美紀さんは思っていたのです。

◆テント泊を諦め、車中泊に……

 「夫が、『こちらの椅子が風で飛ばされてうちのテントが破れてしまったんです』と状況を説明すると、『あーそうなんですか? ちょっと現場を見てないのでなんとも……』といった反応で、謝るそぶりもないことに正直驚きました。

『申し訳ないのですが、テントが『大きく破れてしまっていて、弁償していただけますか?』と話すも取り合ってもらえず、『これだけ風が強いのだからうちの椅子かどうか分からない』と言うんです。明らかに隣の荷物がこちらに飛んできているのに、頑なに非を認めずでした」

 子どもも一緒なのであまり揉めたくなかったそうですが、今回使用していたテントは新しく購入したばかりのもので、初張りだったこともあり余計に悲しい気持ちになったそうです。

「キャンプ場側はもちろんこういったトラブルには関与してくれないので、その日は泣く泣く破れたテントにビニールテープを張ってみたのですが、テープでは破れた部分をしっかり覆えず、仕方なくそのまま就寝しました。

 子どもたちも『新しいテントなのにね……』ととても悲しそうにしていて。しかも夜中に運悪く大雨が降り『雨が入ってきて寝れない』と子どもに起こされ、その日は車内で寝る羽目に……」

◆朝になると隣のキャンパーが居ない!?

「朝6時くらいに目覚めて、『やっぱり弁償してもらおう』と夫と話して外に出てみると、すでに隣のサイトにはキャンパー達の姿はなく、朝にはもう荷物を撤去して帰っていたんです。謝罪の言葉も一度もなく、我が家のテントはビリビリになり、本当にやりきれない思いになりました」

 今回の経験を経て、悔しい、悲しいといった気持ちはもちろん、「いつ自分達が加害者になるか分からないと思うから、気をつけようという気持ちになった」といいます。

 その後、破れたテントは補修テープを使用し、なんとか使用できるまでには修復できたそうですが、苦い思い出となってしまいました。多くの人が利用するキャンプ場。周囲へ迷惑をかけないようにする意識は忘れずに楽しみたいですね。

<文/鈴木風香 イラスト/魚田コットン>

【鈴木風香】
フリーライター・記者。ファッション・美容の専門学校を卒業後、アパレル企業にて勤務。息子2人の出産を経てライターとして活動を開始。ママ目線での情報をお届け。Instagram:@yuyz.mama

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