「学校でパニックになると…」鳥居みゆきが明かす幼少期の“困りごと”
女子SPA! / 2024年4月25日 15時46分
Eテレで放送中の子ども向け番組『でこぼこポン!』に出演中の鳥居みゆきさん。
Eテレの公式サイトにて「発達が気になる子を楽しくサポート!特別支援教育番組」と紹介されている同番組をきっかけに、2024年2月、発達障害の子どもたちへのサポートに関わる2つの資格を取得したのだそう。
資格取得までの日々について聞いた前編に続き、中編では鳥居さん自身が感じてきた「困りごと」や、幼少期のエピソードについて聞きました。
◆子どもの頃は米が食べられなかった
――資格の勉強をしていて、「自分にも当てはまる」と思うことがあったそうですね。
鳥居:(場面に応じた)声のボリュームが分からなかったり、文字がマス目に収まらなかったりとか、たくさんありました。診断されていないだけで私にも何らかの傾向があるし、「あの人だってこういうとこあったよ」ということもあって、「みんな何かしらあるじゃん」と思いました。
――子どもの頃から、「生きづらい」と感じることはありましたか?
鳥居:私は耳で聞いたことが全然覚えられないんです。昔から見るほうが得意で、試験でも「これは教科書の左の下から2行目に書いてあったぞ」と思い出したりしていました。人の名前も漢字で書いたものを見ないと、記憶がどこかに浮いていっちゃうんです。
中高生の時の英語のリスニングのテストでは、教室のスピーカーから流れる音声が全然聞き取れなくて「待って待って、もう1回やってください!」とパニックになっちゃってました。先生に「私聞き取れないんです」と言ったら分かってくれて、私だけ別の形式のテストに変えてくれたことがありました。
音にすごく敏感だったので、少し疲れていると、先生や同級生の声、外のカラスの鳴き声、道路の音とかが全部同じボリュームで聞こえてきて「もう無理!」という状態になることが多かったです。あと子どもの頃は米が食べられなくて、給食の時間に家からパンを持っていったりしていました。
――なぜ米が食べられなかったんですか?
鳥居:米粒を全部歯ですり潰さないといけないんじゃないか、「そうしないと丸飲みすることになっちゃう」という怖さを感じていました。
◆人と違っても、「治せ」とは言われなかった
――そういうとき、周りの人はどんな対応をしていたのですか?
鳥居:先生はそれを治せとは言わなかったです。学校でパニックになると、自分の机の中身を全部出して、たて笛を机の中に差し入れてガンガンガン!!ってやってたんですけど、周りは「また鳥居がやってるよ」って反応でした。
-
- 1
- 2
この記事に関連するニュース
-
米刑務所で壮絶な“いじめ“を受けた元ヤクザ いじめ撲滅に尽力、小学女子の妊娠にも向き合う 新刊で思い綴る
よろず~ニュース / 2024年5月17日 12時10分
-
「空気読めない」発達障害の人に気持ち伝えるコツ 「普通はわかるはず」が通用しないこともある
東洋経済オンライン / 2024年5月16日 8時30分
-
大活躍中の子役・永尾柚乃、夢を叶える秘訣は毎朝のルーティン「起きたら必ず『今日は良い日になるぞ!』って言っています」
ORICON NEWS / 2024年5月15日 8時30分
-
鳥居みゆきが発達障害の診断を受けない理由「何かしら診断名がつくのはわかってるけど…」
女子SPA! / 2024年4月27日 15時46分
-
「暗記は得意だけど、あえてしなかった」鳥居みゆきが資格をスピード取得できた理由
女子SPA! / 2024年4月21日 8時46分
ランキング
-
1岩城滉一 宇宙旅行用に支払った930万円、計画頓挫で払い戻しなしもそれ以上戻ってきた理由明かす
スポニチアネックス / 2024年5月19日 6時46分
-
2和田アキ子 水原一平被告の出廷時の車のナンバーに「私これも許せない!」
東スポWEB / 2024年5月19日 12時56分
-
3【全文公開】氷川きよし、“独立金3億円”の再出発「60才になってズンドコは歌いたくない」事務所と考え方にズレ 直撃には「話さないように言われてるの」
NEWSポストセブン / 2024年5月13日 7時15分
-
4吉川愛、愛犬との「キス」ショットにファンもん絶!「破壊的に可愛いです」「なんて愛おしいんだ」
スポーツ報知 / 2024年5月19日 7時24分
-
5石原さとみ 母として37歳新境地 産後の抜け毛に体の崩れ生かし出産後初の主演作
日刊スポーツ / 2024年5月19日 8時0分
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください