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韓国で拡大するペット関連市場…医師・プラットフォームと連携急ぐ保険・流通

KOREA WAVE / 2024年5月8日 9時0分

かわいい愛犬のキャッシュ(c)KOREA WAVE

【KOREA WAVE】韓国で、ペット向け保険やペットフードの販売を拡大するため、保険や流通業界がチャンネルの拡張競争に突入した。ペットを飼う世帯を対象にしたペット保険やペットフードの潜在的消費者を発掘し、広報のためにプラットフォームや関連業種の協会・団体と手を組んでいる。

ペットを飼う世帯が増えると同時にペットの養育費が増え、市場が拡大しているためだ。KB経営研究所が出した報告書によると、2022年末に韓国でペットを飼う世帯は552万世帯で、彼らが養育費として月平均支出する額は15万4000ウォン(1ウォン=約0.11円)だった。単純計算でペット市場の規模は約8500億ウォンと推定される。

さらにペットを飼っていない世帯の78.7%が今後、犬や猫、金魚や亀のようなペットを飼いたいと答え、市場はさらに拡大すると予想される。

損害保険会社は、ペットを飼う世帯で健康管理への関心度が高いことから、ペット保険への加入を促している。2022年にペット治療費の支出規模は78万7000ウォンで、2021年に比べ31万9000ウォン増加。治療費の負担が大きくなる状況だ。

メリッツ火災は動物病院協会に続き、ソウル市獣医師会と業務協定を結び、ペットが診療費の心配なく治療を受けるためのペット保険加入と、適時にペットが治療を受けることができる「動物福祉」を強調している。メリッツ火災のキム・ジュンヒョン代表取締役は「ペットが診療費の心配なく適切な治療を受け、飼い主と一緒に健康な生活を送れるようにすることがソウル市獣医師会との業務協定の目標だ」と明らかにした。

DB損害保険もペットプラットフォームと提携し、ペット保険加入の底辺を増やすことに力を入れている。DB損害保険はペット総合プラットフォームの「キラリ(ペット生活の相棒)」と、商品開発やサービス提供に乗り出す。

このほか、ペットの養育費の半分以上(50.8%)を占める飼料・おやつ代を巡り流通企業も参戦している。東遠F&Bは建国大獣医学部とペット食品の共同研究や開発のために提携することにした。

東遠F&B関係者は「最近、一部ペットフードに対する消費者の不安が増している中で、ペット分野の専門性と信頼性を有する建国大獣医学部と戦略的協力関係を構築することになり意味深い。今後も飼い主とペットのために信頼できるペットフードを開発できるよう最善を尽くす」と話した。

(c)KOREA WAVE/AFPBB News

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