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綾部雨水ポンプ場 完成までの活動まとめた記念誌を定礎箱に 由良川流域の自治会などの対策協

京都新聞 / 2024年5月16日 16時39分

定礎箱に記念誌を収める市由良川内水処理対策協議会のメンバーら(綾部市延町・綾部雨水ポンプ場)

 京都府綾部市延町の綾部雨水ポンプ場で、由良川流域の自治会などでつくる市由良川内水処理対策協議会が施設の完成までの活動をまとめた記念誌「建設の歩み」を定礎箱に収める式典を行った。

 協議会は2014年11月に設立。豪雨時に多発していた内水氾濫の解消を目指し、ポンプ場の設置を国や府、市へ要望してきた。

 市は17年度から古川樋門付近にポンプ場の整備を進め、22年4月に完成した。最大で毎分30立方メートルを由良川に排水できるポンプを2基設置。場内には鉄筋コンクリート2階建ての管理棟を建てた。停電時に備えて軽油燃料の非常用発電機も備える。豪雨時の制御は市が行う。総事業費は約5億3600万円。

 記念誌はA4判、24ページ。協議会の設立からポンプ場の完成まで約8年の活動の軌跡を新聞記事とともに紹介し、併せて国や府への要望書も添付した。

 9日の式典には、協議会の役員ら約15人が出席し、定礎板の裏に埋め込む定礎箱に記念誌を収めた。協議会長の上柿耕作さん(80)は「オール綾部で作っていただいたポンプ場を今後も見守っていきたい」と話した。

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