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「もうやめて」「エグすぎて笑う」 グロ、恐怖系ゲームを再現した海外実写映画

マグミクス / 2024年5月13日 21時25分

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■年齢制限も必至の怖過ぎ映画の数々

 2023年、国内外で『スーパーマリオブラザーズ』の3Dアニメ映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』が大きなヒットを記録しました。また、同年は1993年に日本でも公開された、実写映画『スーパーマリオ 魔界帝国の女神』のリバイバル上映も話題を集めています。原作ゲームとの違いや、手作り感のある特殊効果を改めて楽しんだ人も多かったようです。

 これまでも、さまざまなゲームの実写映画が制作されてきました。今回は、そんなゲームの実写化作品のなかでも、ゾッとする描写や残酷シーン生々しく描かれた海外制作の映画を振り返ります。

●『返校 言葉が消えた日』

 2017年に発売された台湾発の大ヒットホラーゲーム『返校』を実写映画化した『返校 言葉が消えた日』は、2019年度の台湾映画市場でNo.1大ヒットを記録、日本でも2021年の公開時に大きな注目を集めた作品です。

 原作となったゲームではプレイヤーは、1960年代の戒厳令下の時代にあった台湾を舞台に、誰もいない不気味な夜の学校から脱出を目指すこととなります。道中では不気味なクリーチャーから身を隠す場面もあり、おどろおどろしい雰囲気も恐怖を倍増させていました。残酷描写も多く、R15+の年齢制限となっています。

 原作ゲームのファンというジョン・スー監督が手掛けた映画でも数々の恐怖シーンが再現されており、さらに実写ならではの要素として、当時の台湾がおかれていたリアルな時代背景を色濃く描いています。ゲーム本編をプレイした人からも「ゲームをより深く理解できそう」「血も出てくるしグロい描写もあったけど、ストーリーに物悲しさもあって良かった」「ラストが切なすぎる」と絶賛の声が集まっています。

●『モータルコンバット』

 世界的人気を誇る『モータルコンバット』は、流血、切断、欠損をはじめとするゴア表現が続出することから日本では未発売となっている対戦型格闘ゲームです。地球で選ばれた最強の戦士たちが、魔界の刺客から世界を守るべく熾烈な戦い「モータルコンバット」に挑んでいくストーリーとなっています。

 過去にもコミカライズやアニメ、実写映画などさまざまな形でメディアミックスが展開されており、2021年には新たに実写映画が作られました。

 本編では『モータルコンバット』の代名詞でもある、残虐的なトドメの演出「フェイタリティ」が生々しく再現されており、当然ながら劇場公開時はR15+指定となっています。さらに4DX上映では流血シーンや身体が吹き飛ぶシーンで水しぶきがあがる演出がされており、「回転のこぎりの場面エグすぎ」「グロ過ぎて逆に笑った」などの声も出ていました。

 映画も世界的なヒットを記録したことから、すでに続編制作も決定し、2024年1月に撮影が終わったことも発表されています。さらにパワーアップしているであろう過激なアクションシーンに、ファンからの期待も高まっているようです。

■不気味なクリーチャーで知られる人気ゲームも実写に!

●『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ』

映画『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ』ポスタービジュアル (C)2023 Universal Studios. All Rights Reserved.

 同名の人気サバイバルホラーゲームを原作とした映画『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ』は、廃墟と化したレストランで夜間警備員として働く主人公が、店内に配置された巨大マスコットたちに襲い掛かられる……といった内容です。

 ゲームではカメラで店内を監視しながら、警備員室にやってくるマスコットの侵入を防ぐためにドアを閉じて防御することが目的です。不気味な夜の店内で、マスコットがいつ襲ってくるかわからない緊張感を味わう瞬間は、ホラーゲームならではの魅力といえます。

 2024年に日本でも公開された実写映画にも、もちろんゲームではお馴染みのマスコットたちが登場します。『ゲット・アウト』『透明人間』『M3GAN/ミーガン』など、大ヒットホラー映画を手がけてきたブラムハウス・プロダクションズが制作を担当しており、表情豊かなマスコットたちはあの『セサミストリート』のパペットでも知られるシム・ヘンソン・クリーチャー・ショップが制作しており、作り込みの本気度がうかがえるのではないでしょうか。また、原作ゲームの開発者スコット・カーソン氏も製作と脚本に名を連ねています。

 残酷描写は直接的ではない見せ方になっていますが、ろくに見えない暗闇のなか、マスコットに追いつかれたら無惨に殺されてしまう……という恐ろしい雰囲気は、原作を知らない方もゾクゾクできるはずです。さらに劇映画として、主人公のトラウマを絡めたオリジナル要素の追加、改変もされておりゲーム未体験でも楽しめるストーリーとなっています。

●『サイレントヒル』

 アメリカの架空の観光地を舞台にしたホラーゲームの代表作『サイレントヒル』も、2006年にカナダ、フランス、アメリカ、日本の合作で実写映画が制作されました。実写映画ではある夫婦が、養子の娘の謎の言葉「サイレントヒル」と同じ名前の町を訪れ、次々と不可思議な現象に巻き込まれていきます。

 同作はレッドピラミッドシングや、ダークナースなどのクリーチャーの造形も評判を呼びました。ダークナースは光に反応して動き出すという性質があるため、主人公のローズはライトを消してナースの間を縫うようにして進むことを余儀なくされます。見た目も不気味なナースのすぐ近くを通らなければいけないシーンは、映画だからこそリアルで恐ろしいものとなっていました。

 2013年には続編映画『サイレントヒル:リベレーション3D』も公開されているほか、新たにシリーズ2作目『サイレントヒル2』をベースとした新作映画『Return to SILENT HILL』の制作も決定しています。

(田中泉)

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