日産 新型ルークスの「BEAMS」特別仕様車の予想価格は194万8800円!?【2024年】
MōTA / 2024年1月24日 17時0分
日産 新型ルークスは2020年2月25日に発売された軽自動車で、2023年にはマイナーチェンジが実施されました。 今回は日産とセレクトショップ「BEAMS(ビームス)」がコラボして作られた特別仕様車「ROOX BEAMS CUSTOMIZED CONCEPT(ルークス・ビームス・カスタマイズド・コンセプト)」の予想価格、外観、内装について、カーライフ・ジャーナリストの渡辺 陽一郎さんが解説します。
新型ルークスの特別仕様車「ルークス・ビームス・カスタマイズド・コンセプト」が登場
2023年に国内で最も多く販売された日産車は、統計上は新型ノートですが、この台数には新型ノートと新型ノートオーラが両方ともに含まれています。2車種の販売台数を別々に算出すると、日産の国内販売1位は新型ルークスです。
新型ルークスは全高が1780mmに達する背の高い軽自動車で、後席側のドアはスライド式です。ホンダ 新型N-BOXやスズキ 新型スペーシアと同様、人気のカテゴリーに分類されるスーパーハイトワゴンです。 新型ルークスは2020年に発売され、2023年に大規模な改良を受けて、フロントマスクが刷新されました。 この新型ルークスをベースに開発された特別仕様車のプロトタイプが、2024年1月に開催された東京オートサロン2024に出品された「ルークス・ビームス・カスタマイズド・コンセプト」です。 BEAMS(ビームス)とは、輸入およびオリジナルの衣料品や雑貨を販売するセレクトショップ。また、ファッションからインテリア用品まで幅広く取り揃えるブランドです。今回は、そんなBEAMSと日産のユニークなコラボレーションによって、新型ルークスの特別仕様車が誕生しました。
この特別仕様車では、ベースのグレードも注目されます。売れ筋のエアロパーツを装着した新型ルークス「ハイウェイスター」グレードではなく、標準ボディの新型ルークス「X」グレードをベースに開発されました。
ルークス・ビームス・カスタマイズド・コンセプトの外観(エクステリア)
したがって、ルークス・ビームス・カスタマイズド・コンセプトの外観(エクステリア)はフロントマスクなどが控えめであり、リラックスできる雰囲気です。
日産車を表現するV字型グリルも他の車種では目立たせていますが、ルークス・ビームス・カスタマイズド・コンセプトではボディと同じ色になるように仕上げられました。これにより、日常生活での使いやすさを感じることができます。
ルークス・ビームス・カスタマイズド・コンセプトのホイールは14インチのアルミ製であり、ホイールキャップも装着されています。これはディーラーオプションのアルミホイールであり、ビームス専用のカラーに変更されました。オプション価格は8〜9万円と予想されます。
最近の軽自動車は、先に述べた通り、エアロパーツを装着して外観の存在感を強めた車種が人気です。新型ルークスもハイウェイスターというエアロパーツを装着したグレードが用意されていますが、他の車種も含めてスーパーハイトワゴンのエアロ仕様は画一化された印象を受けます。どの車種を見ても変わり映えがしません。
その意味で、ルークス・ビームス・カスタマイズド・コンセプトは、ベースとなった新型ルークスの素材を生かしながら、内外装を穏やかで個性的に仕上げられました。性別や年齢を問わず、幅広いユーザーが魅力的に感じられるデザインです。
ちなみに、以前のルークスには「オーテック」という仕様が用意されており、これはルークス・ビームス・カスタマイズド・コンセプトと同様、標準ボディをベースにして内外装の質感を高めていました。
しかし、2023年のマイナーチェンジ後は、エアロパーツを装着する「ハイウェイスター」をベースにした「ハイウェイスター アーバンクロム」に変更されています。 新型ルークスの場合、標準ボディを使用した個性的な仕様は、2023年1月下旬時点では用意されていません。その意味でも、ビームス・カスタマイズコンセプトのニーズは高く、市販化が求められます。昨今の時代背景や世の中の雰囲気を考えると、歓迎されるデザインは存在感の強さよりも、周囲の車両や歩行者に対する優しさが重要だからです。
ルークス・ビームス・カスタマイズド・コンセプトの内装(インテリア)
そして最も目を引くのがルークス・ビームス・カスタマイズド・コンセプトの内装(インテリア)です。
シート生地はデニムであり、ジーンズのように仕上げられています。
しかも、ジーンズの裏側の部分を効果的に使用していることも特徴です。ジーンズの裏側は柔らかく、肌触りも良いため、快適です。ベージュの色合いも明るく、車内が明るくなります。 細部を見てみると、「BEAMS」のタグが付いていたり、後席の下側にはジーンズと同様のポケットも備わっており、スマートフォンなどの収納にも配慮されています。デニムの生地はドアの内張りなどにも使用され、車内全体にカジュアルな雰囲気を醸し出しています。
インパネなどは基本的にベース車である新型ルークスのデザインを踏襲していますが、本革巻きのステアリングホイールを装着し、スポークの部分には内装に合わせてブルーも使用されています。ルークス・ビームス・カスタマイズド・コンセプトの予想価格は200万円以下
なお、ルークス・ビームス・カスタマイズド・コンセプトの価格は未定ですが、市販価格を予想すると、ベースグレードである「X」の価格(176万8800円)に、さらに18万円を加えた194万8800円程度になるでしょう。
内外装をドレスアップした特別仕様車としては割安であり、この価格を実現できるのは、エアロパーツを装着した「ハイウェイスター」ではなく、標準ボディをベースに開発されるからです。最近の軽自動車は価格が高く、200万円を超える車種やグレードも増えました。新型ルークス「ハイウェイスター アーバンクロム」も200万円を超えています。
価格の割安度という意味でも、ルークス・ビームス・カスタマイズド・コンセプトは満足度の高い特別仕様車となるでしょう。
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【筆者:渡辺 陽一郎 カメラマン:佐藤 正巳/茂呂 幸正/日産自動車】
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