20周年のスキマスイッチ、デビュー当時は「一夜で人生が変わると思っていた」 たどり着いた節目に「夢のよう」
ORICON NEWS / 2024年5月9日 20時31分
男性2人組ユニット・スキマスイッチ(大橋卓弥、常田真太郎)が9日、東京・銀座のヤマハホールで行われた『YAMAHA MUSIC SCHOOL×スキマスイッチ SYNC-BEAT CONCERT』に参加し、トークやライブを行った。
【写真】当日に46歳の誕生日を迎え、サプライズを受けた大橋卓弥
本コンサートは、ヤマハ音楽振興会の音楽教室事業「ヤマハ音楽教室」が今年で70周年を迎えたことを記念し、『楽器を始めたばかりの人も、腕自慢の人も、音楽を愛するたくさんの人々が音楽でひとつになれる参加型コンサート』と銘打って開催された。
2003年のメジャーデビューから20周年の節目となるスキマスイッチ。MCから「(ヤマハ音楽教室と同じ70周年まで、あと50年ですね」と水を向けられ、常田は「(音楽教室に)どこかで休んでもらうわけにもいかないですから、どう考えたって追いつけない…」と笑った。
そして「僕は楽器を習ったことがない立場ですが、楽器を始めた頃に習っていたらどう変わっていたのかなと思うことはあります」と言い、「日本全国で音楽に触れる機会を作って、70年間も種を蒔き続けているというのは本当にすごい」と敬意を伝えた。
続けて、大橋はデビュー当時を回顧。「メジャーデビューって一夜にして人生が変わると思っていたけど、デビュー曲は全然売れなかったんです」と振り返るが、「どうすればいいんだろうと思いながら進んできて、気づいたら10周年を迎えて。そこからまた10年経ったわけですよね。もう…夢のようです」としみじみ語り、「いろんな方にお世話になって、いろいろな方に支えていただいた20年です」と感謝した。
コンサートでは、開催までに一般募集された楽器演奏やコーラス歌唱の音源とともに、中島みゆきの「時代」とスキマスイッチの「全力少年」を“合奏”。ヤマハの音像制御システム(AFC Image)を活用した「スピーカーオーケストラ」によって、楽器13種類、コーラス2種類からなる“楽団”が生み出され、そこに常田のピアノと大橋の歌が重なることで臨場感あふれる音像を作り出した。
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