メーデー5連休、一番人気の旅行先は北京―中国
Record China / 2024年4月27日 5時30分
中国でメーデー5連休の一番人気の旅行先は北京となっている。写真は万里の長城。
今年は5月1日から5月5日までがメーデー5連休となる中国。複数の旅行サイトの予約状況をみてみると、メーデー5連休の旅行人気は、絶好調だった昨年をベースにさらに高まりを見せ、アウトバウンドとインバウンドの予約も目に見えて増えている。北京青年報が伝えた。
国際線の検索回数が前年同期比で56%増に
旅行サイト・携程網のデータによると、5連休中、中国国内のホテルや航空券の検索回数は前年同期と比べてやや増加し、国際線のチケットの検索が前年同期比で56%増と、大幅に伸びている。予約状況を見てみると、5連休中の中国国内の人気旅行先トップ10は北京、上海、重慶、杭州、成都、南京、西安、武漢、広州、長沙となっている。
各地のインフラが整備され、観光客を受け入れるキャパシティーが向上するのに伴い、人気の旅行先になっている「下沈市場(三線以下の都市、県・鎮、農村地区の市場)」が増えている。5連休中のホテルの予約状況を見ると、増加幅トップ10は天水、徐州、淄博、合肥、南昌、迪慶、景徳鎮、石家荘、煙台、黄山となっている。
アウトバウンドを見ると、日本、タイ、韓国、マレーシア、シンガポール、米国、インドネシア、オーストラリア、フランス、ベトナムが人気となっている。また、サウジアラビアやカタール、ウズベキスタン、タジキスタンといった「一帯一路」参加国への旅行の予約が前年同期比で大幅増となっている。現時点で、5連休中に上海やアモイから出発する海外クルーズ旅行はほぼ完売となり、流通取引総額(GMV)は2019年同期と比べて1.5倍以上増となっている。
移動距離に関する現時点の5連休中の団体旅行のデータによると、一番人気となっているのは国内の長距離旅行で、全体に占める割合は46%に達している。海外旅行人気も目に見えて高まっており、全体に占める割合は31%となっている。地元旅行や近場旅行が全体に占める割合は23%となっている。ただ、5連休が今後さらに近づくにつれて、近場旅行の予約がピークを迎える見込みで、それが全体に占める割合はさらに高まるとみられている。(提供/人民網日本語版・編集/KN)
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