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西島秀俊 今月いっぱいでの独立発表後、初の公の場「黒沢組独特の空気が満ち満ちていた」仏での撮影語る

スポニチアネックス / 2024年5月20日 17時29分

「蛇の道」完成披露舞台あいさつに登壇した(左から)黒沢清監督、西島秀俊、柴咲コウ(撮影・糸賀 日向子)

 俳優の西島秀俊(53)が20日、都内で行われた映画「蛇の道」(監督脚本・黒沢清、6月14日公開)の完成披露舞台あいさつに主演の柴咲コウ(42)らとともに登壇。4月17日に今月いっぱいで芸能事務所「クォーター・トーン」からの独立を発表して以来、初の公の場となった。

 同映画は、黒沢監督が98年に劇場公開された同タイトルの自作をフランスを舞台にセルフリメイクしたリベンジ・サスペンスの完全版。

 西島は「患者の吉村役の西島秀俊です。よろしくお願いします」と笑顔であいさつ。映画について「黒沢監督はフランスでも尊敬されていて現場に入ってもスタッフの尊敬と黒沢組独特の、監督がどんな演出をするんだろうと楽しみにしている空気が満ち満ちていて、そこで撮っていても黒沢監督の現場はこうなんだなと思いました」と5度目のタッグとなった黒沢監督との現場について語った。

 また、共演の柴咲について「スタッフの方と最初からフランス語で話されていて“フランス語話せるんだ”と思っていたら、この作品のために勉強されたと聞いた。本当に驚いた。相当努力される方なのかなと思った」と笑顔で感嘆の声を上げていた。そんな柴咲は西島について「西島さんも青木さんも人間として素晴らしい。褒められて本当にうれしい。素晴らしいこの人間力は見習いたい。謙虚な方たちで私はもっとちゃんとしないといけないなと反省します」と柔らかな笑みを浮かべながら語った。

 西島は、映画にちなんだ「リベンジしたいこと」を聞かれると「今の役が体重を落とさないといけない役で3カ月くらい甘い物食べていないんですが、現場で“甘い物食べないですね”と言われて悔しい思いをした。あと一日で終わるのでドーナツとかケーキとかいろんなもの食べたい。ずっと何から食べようかなとリベンジを考えている。(甘い物食べないですねと言われるのは)納得がいかないです。プリンも食べたいし、みたらし団子、マカロンもいい。高カロリーのものを食べたいです!」と笑いながら熱弁した。

 西島は先月17日に同事務所の公式サイトで「5月31日をもちまして、株式会社クォーター・トーンを退社し、独立いたしますことをご報告申し上げます」とし「22年間、事務所の皆さんと共に歩んだ日々は、私にとってかけがえのない宝物です。国内外のさまざまな作品・企画に挑戦するとともに、その一つ一つの作品に真摯に取り組むことで、観客の皆様に楽しんでいただける作品づくりに携われるよう精進してまいります」と事務所への感謝の思いと今後の活動についてつづっていた。

 <映画「蛇の道」ストーリー>8歳の愛娘を何者かに殺されたアルベール・バシュレ(フランス人俳優ダミアン・ボナール)は、偶然出会ったパリで働く日本人の心療内科医・新島小夜子(柴咲コウ)の協力を得ながら、犯人探しに没頭。復讐心を募らせていく。だが、事件に絡む元財団の関係者たちを拉致監禁し、彼らの口から重要な情報を手に入れたアルベールの前に、やがて思いもよらぬ恐ろしい真実が立ち上がってきて…。西島は心を病んだ小夜子の患者・吉村役で出演。

 完成披露舞台あいさつには黒沢清監督(68)、俳優の青木崇高(44)も登壇した。

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