久保建英 トットナムが84億円超のオファーに「Ｒソシエダードは真剣に検討」＝英報道

久保建英

イングランド・プレミアリーグの名門トットナムが日本代表ＭＦ久保建英（２２）の所属するスペイン１部レアル・ソシエダードに移籍金５０００万ユーロ（約８４億５０００万円）のオファーを出したと、同国メディア「ＦＩＣＨＡＪＥＳ．ＮＥＴ」が報じた。

トットナムを率いるアンジェ・ポステコグルー監督は、セルティックを指揮していた時代に日本人選手を積極補強していたことに加えて、Ｊ１横浜Ｍの監督だった２０１８年後半戦にＦＣ東京からレンタル移籍で加入してきた久保を指導していた縁がある。また、リバプールなど今夏の久保獲得を狙う他クラブをけん制する意味もあり、早々に獲得オファーを出したとみられている。

同メディアは「弱冠２２歳の日本人は今シーズン、３８試合に出場。７ゴール４アシストを記録し、その価値を証明した。フィールド上の多才さやディフェンスを崩す能力により、来季複数の大会を戦うトットナムにとって彼は切望されるターゲットとなっている」とした上で「トットナムは（移籍金の）値下げ交渉を行うことを決意している」と報じていた。

さらに「Ｒソシエダードはトットナムからのオファーを真剣に検討する可能性がある」とし「久保の将来は依然として不透明だが、確かなことは彼の才能が移籍市場で注目されていないわけではない、ということだ」と伝えていた。