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北村匠海「長谷川博己さんのお芝居は、やっぱり迫力がすごい」 日曜劇場「アンチヒ-ロ-」【インタビュ-】

エンタメOVO / 2024年5月8日 12時0分

-長谷川さんのお芝居を間近で見て、どんなことを感じていますか?

 僕なんかがとやかく言える立場ではありませんが、やっぱり迫力がすごいです。長谷川さんご自身は細いタイプだと思うのですが、赤峰として対峙(たいじ)するときは、すごく芯が太いなと感じます。明墨の独特な雰囲気は、長谷川さんだからこそ引き立つのだろうなと。役者はそれぞれのルーツによって演じ方が異なるのですが、長谷川さんのお芝居を間近で感じると、とてもワクワクしますし、赤峰としても立ち向かうかいがありますね。

-紫ノ宮飛鳥役を演じる堀田真由さんとのお芝居にも注目が集まっていますね。

 紫ノ宮と赤峰は犬猿の仲のようで、実はずっと同じラインにいると思っています。第3話で赤峰がようやく紫ノ宮と並ぶような感覚があったので、この先2人が誰のために動いていくのかも注目してほしいです。撮影では相談して芝居を決めることはあまりなくて、テストの撮影でびっくり箱を空けるような感じで、「どうくるかな?」「そうくるか!」みたいなことが多いです。そんな僕らの“タッグ感”もぜひ楽しんでください。


-5日放送の第4話では、これまでよりも赤峰のいろいろな表情が見られました。

 飯田和孝プロデューサーから、「赤峰は別の弁護士事務所にいたことがあり、刑事事件の担当経験はないが、民事事件などの裁判を経験してきている優秀な弁護士」という説明を受けていました。実は僕の中で、赤峰が弁護士としてどう成長するかは第3話で終わっていて、第4話からは明墨法律事務所のアンチヒーロー率いるチームのパーツの1つになっていく準備をしているつもりなんです。

-確かに第1話と比べると、少し明墨に近づいてきたような気がします。

 赤峰は明墨に憧れて法律事務所に入った設定なので、実は少しずつ明墨要素をちりばめていました。ポケットに手を突っ込むような細かいしぐさをはじめ、少しずつ明墨のやり方に染まっていく様子は細かく演じているつもりです。これまで僕は視聴者の皆さんの安心材料的な役割だったかもしれませんが、次は誰がその役割なのでしょうか。明墨なのか紫ノ宮なのか、はたまた別の誰かなのか。それを探してもらうのも面白いと思います。

-最後に、今後の見どころを教えてください。

 第3話まではスタートラインで、明墨法律事務所がようやく完成するまでを描いていたので、僕の“視聴者の皆さんの目”という役目は終わったかなと。第4話以降は目線も変わり、視聴者の皆さんにとっても作品の見方が変わった分岐点になったと思います。

 今後は、明墨の思惑が何なのかが鍵を握ります。明墨の言っていることがうそか真か。「一体誰のために動いているんだ?」と気になる瞬間もあると思うので、そういった伏線も楽しんでもらいたいです。今後の展開を考察したり、それぞれ作品への思いも感じてくださっていると思いますが、いい意味でそれを裏切ってくれるはず。脚本から伏線のつながり方が細部にわたって作り上げられているので、一つ一つ見逃さずに楽しんでいただけたらうれしいです。

(取材・文/小宮山あきの)


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