北海道は3月中旬並みの寒さ 静岡や甲府で夏日に

ウェザーニュース

今日8日(水)は日本列島の上空を強い寒気を伴った気圧の谷が通過しています。日本海側や九州、関東を中心に局地的に雨が降り、冷たい北風が吹き付けた北海道オホーツク海側では3月中旬並みの寒さになっています。

北海道の一部では雪降る寒さに

南西諸島を除くと、晴れた時間が比較的長かった静岡県や山梨県周辺で25℃以上の地点が多くなりました。静岡(27.6℃)や甲府(26.4℃)はともに夏日。午後ににわか雨となった東京の最高気温は23.8℃でした。最も高い最高気温は沖縄県石垣島の29.5℃。30℃以上の真夏日地点はありませんでした。

一方、オホーツク海の低気圧の影響で冷たい北風が吹き続けた北海道オホーツク海側では気温が低迷。西興部（にしおこっぺ）の2.3℃は全国で最も低い最高気温となり3月中旬並みの最高気温です。宗谷エリアやオホーツク海側の内陸部では湿った雪が降った地域もありました。

明日の西日本や東日本は20℃前後

明日9日(木)は上空を強い寒気を伴った気圧の谷が本州東の海上に離れて天気は回復傾向です。

関東では午前中に雨が降りますが、段々と日差しが届きます。東京の予想最高気温は18℃で涼しい北東風が吹くのでシャツ1枚では少し肌寒く感じるかもしれません。

広く晴れる西日本では20℃前後の地点が多くなる予想です。

北海道では少しヒンヤリとするものの、冷たい北風が収まって日差しの温もりにホッとできそうです。