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オミクロン株、拡散の勢いデルタ超える恐れ=南ア研究者

ロイター / 2021年12月1日 9時2分

11月30日、南アフリカの国立伝染病研究所(NICD)幹部は、新型コロナウイルスの「オミクロン株」拡散の勢いはデルタ株を超える可能性があるとの見方を示した。写真はイメージ。27日撮影(2021年 ロイター/Dado Ruvic)

[ヨハネスブルク 30日 ロイター] - 南アフリカの国立伝染病研究所(NICD)幹部は30日、新型コロナウイルスの「オミクロン株」拡散の勢いはデルタ株を超える可能性があるとの見方を示した。

南アフリカなどで見つかったオミクロン株は、ワクチン接種が進んでいても感染が急速に拡大する恐れがあるとして各国が渡航規制に動いている。世界保健機関(WHO)も感染者が急増する可能性が高いと警戒している。

NICDのエイドリアン・ピューレン氏はロイターの取材に対し、感染力という点でデルタ株を超えるのかが問題になっているが、「おそらくこの変異株がそうかもしれない」と述べた。

オミクロン株がデルタ株よりも感染力が強いことが証明されれば、感染は急増し、医療機関が逼迫する恐れがある。

ピューレン氏は、ワクチンやこれまでの感染で作られた免疫がオミクロンにどの程度効果があるか、他の変異株よりも症状が悪化する可能性があるかなどが4週間以内には分かるだろうとの見方を示した。

南アフリカでは、デルタ株が感染第3波を引き起こし、7月初旬には1日当たりの感染者が2万6000人を超えピークに達した。29日には1日当たり感染者は約2270人だったが、週末までには1万人を超えると予想されており、オミクロン株が感染第4波になるとの懸念が高まっている。

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