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豪2位の年金基金、発電用石炭投資を縮小へ ネットゼロ計画の一環

ロイター / 2024年5月2日 19時17分

オーストラリア第2位の年金基金、オーストラリアン・リタイヤメント・トラストは2日、7月から大半の一般炭会社への投資を停止すると発表した。シドニー西部の送電塔、2011年撮影。(2024年 ロイター/Daniel Munoz )

Lewis Jackson

[シドニー 2日 ロイター] - オーストラリア第2位の年金基金、オーストラリアン・リタイヤメント・トラストは2日、7月から大半の一般炭会社への投資を停止すると発表した。2050年までに温暖化ガスの排出量実質ゼロ(ネットゼロ)を達成する計画の一環。

運用資産2800億豪ドル(1830億米ドル)規模の同基金は、このほど導入した新ルールで、発電用の燃料となる一般炭の採掘・販売収益が全体の10%以上を占める企業を投資対象外とした。

タバコ、クラスター爆弾、地雷などとともに一般炭が除外カテゴリーに含まれる。

ただし、他の運用会社への投資を経由した間接的な投資を禁止していない。製鉄に使われる原料炭は禁止対象ではない。

昨年12月の資料によると、主要ファンドに国内大手炭鉱会社ニューホープやホワイトヘブン・コールは入っておらず、新ルールの導入で国内の運用資産構成が大幅に調整されることはなさそうだ。

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