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ウイグル人権問題、国連のイベントは侮辱=中国外務省

ロイター / 2021年5月10日 19時47分

中国外務省報道官は10日、ドイツ・米国・英国が12日に国連で予定している新疆ウイグル自治区の人権問題を議論するオンラインイベントについて、国連に対する侮辱だと批判した。米国務省(ワシントン)前での中国への抗議活動、5日撮影。(2021年 ロイター/Leah Millis)

[北京 10日 ロイター] - 中国外務省報道官は10日、ドイツ・米国・英国が12日に国連で予定している新疆ウイグル自治区の人権問題を議論するオンラインイベントについて、国連に対する侮辱だと批判した。

中国は国連加盟国に対し、イベントへの参加を見合わせるよう呼び掛けている。

中国外務省の華春瑩報道官は定例会見で「米国は複数の国と結託して、国連のリソースとプラットフォームを悪用しており、自国の利益にのために中国を中傷し、攻撃している」と発言。「これは国連への冒とくに他ならない」と述べた。

中国政府は、今回のイベントを主催した国について「人権問題を中国の内政に干渉するための政治的な道具」にしていると批判している。

一部の欧米諸国や人権団体は、新疆ウイグル自治区の収容所にウイグル族が拘束され、拷問を受けていると非難。米政府はウイグル族の弾圧を「ジェノサイド(民族大量虐殺)」と認定した。

中国政府は疑惑を否定。収容所ではなく、過激派に対抗するための職業訓練施設だと主張している。

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