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米金利の高止まりを懸念=IMF専務理事

ロイター / 2024年4月12日 4時33分

国際通貨基金(IMF)のゲオルギエワ専務理事は11日、米国の金利高止まりは世界にとって好材料ではなく、長期化すれば懸念材料になる可能性があると述べた。2022年2月撮影(2024年 ロイター/Dado Ruvic)

[ワシントン 11日 ロイター]- - 国際通貨基金(IMF)のゲオルギエワ専務理事は11日、米国の金利高止まりは世界にとって好材料ではなく、長期化すれば懸念材料になる可能性があると述べた。アトランティック・カウンシル主催のイベントで発言した。

「他国にとって米国の金利上昇は好材料にならない。米国の投資妙味が高まり、資金が同国に向かうからだ」とし、金融の安定性という面からこの状態が長期的に続くことを「少々懸念」していると指摘した。経済の過熱を避けるため、米政府は他の措置も検討する余地があると述べたが、詳細は明らかにしていない。

10日に発表された3月の米消費者物価指数(CPI)は予想以上に堅調で、「今年のある時点」で政策金利を引き下げるという米連邦準備理事会(FRB)の見通しにさらなる疑問を投げかけた。

ゲオルギエワ氏は、バイデン政権のインフレ抑制法とこれまでの新型コロナウイルス対策支援が成長の下支えに役立ってきたとし、IMFは米政府が長引くインフレに対処し、経済のソフトランディングに向けて取り組む余地があるとみていると述べた。

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