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米家計債務、第1四半期は17.6兆ドルに増加 延滞率も上昇=NY連銀

ロイター / 2024年5月15日 7時36分

 5月14日、米ニューヨーク(NY)連邦準備銀行が公表した報告書によると、2024年第1・四半期の米家計債務は17兆6900億ドルと、前四半期から1840億ドル(1.1%)増加した。ニューヨークで2023年3月撮影(2024年 ロイター/Brendan McDermid)

Michael S. Derby

[14日 ロイター] - 米ニューヨーク(NY)連邦準備銀行が14日公表した報告書によると、2024年第1・四半期の米家計債務は17兆6900億ドルと、前四半期から1840億ドル(1.1%)増加した。

全体の債務水準は、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)前の2019年末に比べ3兆5000億ドル多い。

住宅ローン残高は1900億ドル増加して12兆4400億ドル。自動車ローンも増加した。

一方、クレジットカード残高は140億ドル減少して1兆1200億ドルとなった。

また、返済にストレスを感じる借り手が増えていることも明らかになった。延滞率は全体で3.2%と、昨年第4・四半期の3.1%から上昇。ただ、依然としてパンデミック前の19年末の4.7%を下回っている。

全体的な延滞率は比較的落ち着いているものの、一部の消費者の返済能力に問題が生じているとも指摘している。第1・四半期には全種類のローンで延滞率が上昇。クレジットカードの8.9%、自動車ローンの7.9%が問題のある状態に陥った。一方、住宅ローンの早期延滞率は歴史的基準から見て「低い」という。

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