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原油先物2%安、中国都市封鎖など懸念 週間では3週ぶり下落

ロイター / 2021年1月16日 6時3分

米国時間の原油先物は2%を超える下落。中国の複数都市で新型コロナウイルス感染によるロックダウン(都市封鎖)が導入されたことに懸念が高まった。写真は2017年10月撮影(2021年 ロイター/Darrin Zammit Lupi)

[ニューヨーク 15日 ロイター] - 米国時間の原油先物は2%を超える下落。中国の複数都市で新型コロナウイルス感染によるロックダウン(都市封鎖)が導入されたことに懸念が高まった。

清算値は、北海ブレント先物が1.32ドル(2.3%)安の1バレル=55.10ドル。米WTI先物は1.21ドル(2.3%)安の52.36ドル。

今週は両先物とも約1年ぶりの高値を付ける場面もあったが、週間では3週ぶりに下落。北海ブレントは1.6%、WTIは約0.4%それぞれ下げた。

中国国家衛生健康委員会によると、中国本土で14日に新たに確認された新型コロナウイルスの感染者は144人に増加し、202人の新規感染を確認した昨年3月1日以来の多さとなった。北東部を中心に感染が拡大しており、既に2800万人以上がロックダウン(都市封鎖)下に置かれている。

アゲイン・キャピタル・マネジメントのパートナー、ジョン・キルダフ氏は「需要について語ることができるのはアジアだけだったが、今回の新たなロックダウンはアジアにおける需要の核を突くもので問題だ」と述べた。

また、バイデン米次期大統領が14日に発表した1兆9000億ドル規模の新たな景気対策案について、アナリストからは需要を押し上げるには不十分との声も出ている。

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