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米首都ワシントン厳戒態勢、史跡閉鎖や検問所設置 就任式控え

ロイター / 2021年1月16日 6時19分

バイデン次期米大統領の就任式が20日に迫る中、首都ワシントンでは厳戒態勢が敷かれている。写真は警備を強化するホワイトハウス(2021年 ロイター/Erin Scott)

[ワシントン 15日 ロイター] - バイデン次期米大統領の就任式が20日に迫る中、首都ワシントンでは厳戒態勢が敷かれている。市内のランドマーク閉鎖や車両検問所の設置など、6日に発生したトランプ大統領支持者による連邦議会議事堂乱入事件を受け、例年以上に厳格な警備措置が実施されている。

国立公園局は15日、議事堂からリンカーン記念館までのナショナル・モールや市内の史跡を即時閉鎖すると発表した。少なくとも21日まで閉鎖される見通し。

ホワイトハウス周辺や、ポトマック川に架かる主要橋なども閉鎖された。

さらに政府高官によると、就任式の警備に向けてワシントンに派遣される州兵は2万5000人に増強される見通しで、さらなる増員の可能性もあるという。

ワシントンのバウザー市長は、議会騒乱を踏まえ、一連の警戒措置が就任式以降もしばらく維持される可能性があると示唆した。

また、米国土安全保障省の高官によると、バイデン氏の政権移行チームは治安上の懸念を理由に、17日に予定されていた就任式の予行演習を18日に延期した。

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