米軍、無人機80機超と弾道ミサイル6発を破壊 イラン報復攻撃で
ロイター / 2024年4月15日 11時37分
4月15日、米中央軍は、イランのイスラエル報復攻撃について、前日までの2日間でイランとイエメンからイスラエルに向けられた無人機(ドローン)80機以上と少なくとも6発の弾道ミサイルを破壊したとX(旧ツイッター)に投稿した。写真はイランがイスラエルに向けて無人機とミサイルを発射した後、エルサレム上空に見られた物体。イスラエルのエルサレムで撮影(2024 ロイター/Ronen Zvulun)
[カイロ 15日 ロイター] - 米中央軍は15日、イランのイスラエル報復攻撃について、前日までの2日間でイランとイエメンからイスラエルに向けられた無人機(ドローン)80機以上と少なくとも6発の弾道ミサイルを破壊したとX(旧ツイッター)に投稿した。
米欧州軍の駆逐艦が支援したという。このうち、発射車両に搭載されていた弾道ミサイル1発と発射前の無人機7機はイエメンの親イラン武装組織フーシ派支配地域で破壊したと明らかにした。
イランは、今月初めにシリアの首都ダマスカスにあるイラン大使館周辺がイスラエルによるとみられる攻撃を受けた報復として、13日夜にイスラエルにドローンとミサイルの攻撃を実施。
300余りのミサイルとドローンのほぼ全てをイスラエルの防衛システムが迎撃し、米英仏やヨルダンがこれを支援した。被害は小規模にとどまった。
中央軍は「イランのこうした危険な行動に対するイスラエルの防衛を支援する態勢を維持している。地域の安全保障を強化するために地域の全てのパートナーと協力を続ける」と表明した。
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