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米、中国の「不公平な貿易慣行」非難 WTO非公開会議

ロイター / 2021年10月21日 7時27分

米国のデビッド・ビスビー在ジュネーブ代理公使は20日、中国の産業政策は輸入品やサービス、それらを提供する海外企業に対する「競争条件をゆがめている」とし、米政府は改革実現に向けあらゆる手段を講じると述べた。2019年7月撮影(2021年 ロイター/Aly Song)

[ジュネーブ 20日 ロイター] - 米国のデビッド・ビスビー在ジュネーブ代理公使は20日、中国の産業政策は輸入品やサービス、それらを提供する海外企業に対する「競争条件をゆがめている」とし、米政府は改革実現に向けあらゆる手段を講じると述べた。

2018年以降で初となる中国の通商政策に関するレビューを行う世界貿易機関(WTO)の非公開会議で、中国政府による国営企業への優遇措置やデータ制限、知的財産権の不適切な行使、サイバー窃盗などの「不公平な貿易慣行」を非難。中国に求められている変更を促すために米国は利用可能なあらゆる手段を追求するとした。

また「中国が複数の分野で強制労働を活用しているという報告を無視することはできない」と述べた。

貿易筋によると、中国の王文濤商務相は中国の基本方針はWTOの規則を順守しながら経済を開放し改革を進化させていくことだと述べたという。

これに対し、オーストラリアは中国が20年前にWTOに加盟した際に認められた特別かつ異なる待遇へのアクセスを放棄するよう要請したほか、日本も透明性の欠如に懸念を示し、中国に対して貿易歪曲的な措置や国有企業の問題について取り組むよう求めたとした。

ビスビー氏は「中国はわれわれが異議を唱えた特定の慣行を変更したとしても、根本的な政策を変更せず、中国による有意の改革は依然として実現していない」と述べた。

*システムの都合で再送します。

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