英銀バークレイズ、内部管理の脆弱性特定 仕組み商品巡る問題で
ロイター / 2022年5月24日 14時45分
5月23日、英銀バークレイズは、米国での仕組み商品販売を巡る問題で再提出が必要になっていた年次報告書(20―F)を提出し、内部管理で「重大な脆弱性」を特定したと明らかにした。写真はマドリードで2016年3月撮影(2022年 ロイター/Sergio Perez)
[ロンドン 23日 ロイター] - 英銀バークレイズは23日、米国での仕組み商品販売を巡る問題で再提出が必要になっていた年次報告書(20―F)を提出し、内部管理で「重大な脆弱性」を特定したと明らかにした。
バークレイズは3月下旬、米国で販売した仕組み商品が許可枠を上回っていたことが判明し、米証券取引委員会(SEC)に年次報告書の再提出が必要になったと明らかにした。
同社は今回、規制上の上限を失念したか把握していなかったことが原因で仕組み商品を意図せず過剰発行したとの報道を事実上認めた。
「証券発行に関する外部規制の上限を認識して守る上で管理が脆弱」だったと説明した。
この問題で5億4000万ポンド(6億7800万ドル)を引き当てる必要性も認めたが、市場の状況や、仕組み商品を購入した投資家のうち何人が同社の買い戻しに応じるかどうかで最終的な費用が変わる可能性があるとした。
バークレイズはまた、これまで見送っていた自社株買いを今週実施する方針を示した。
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