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米商務省、中国のRISC-V半導体技術の安全保障リスクを評価

ロイター / 2024年4月24日 9時51分

 米商務省が米議員に宛てた書簡によると、同省は中国のオープンソース半導体設計技術RISC─V(リスクファイブ)への取り組みが国家安全保障に及ぼしうる影響について分析している。この書簡を23日、ロイターが確認した。2023年2月撮影(2024年 ロイター/Florence Lo)

Stephen Nellis

[23日 ロイター] - 米商務省が米議員に宛てた書簡によると、同省は中国のオープンソース半導体設計技術RISC─V(リスクファイブ)への取り組みが国家安全保障に及ぼしうる影響について分析している。この書簡を23日、ロイターが確認した。

書簡で商務省は、潜在的リスクを検討し、同省当局の下で懸念の恐れに効果的に対処できる適切な措置があるかどうか評価していると説明した。

ただ商務省はまた、RISC─V技術に取り組む国際的な集団の一部である米企業が損害を被らないよう、注意深く行動する必要があると指摘した。

英半導体設計大手アーム・ホールディングスの独自技術と競合するRISC─V技術は、スマートフォン用チップから人工知能(AI)用の高度なプロセッサーまでの主要部品として使用できる。

RISC─Vはアリババ・グループ・ホールディングなど中国の大手ハイテク企業が使用しており、先端チップテクノロジーを巡る米中の戦略的競争の新たな前線となっている。

米議会の上下両院議員18人は昨年11月、バイデン政権に対し、中国がRISC─V技術で優位に立ち、米国の国家安全と経済的保障を犠牲にしてその優位性を利用することを阻止する計画を求めていた。

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