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シャープ、大型液晶の堺ディスプレイプロダクト株をすべて売却

ロイター / 2021年2月25日 16時1分

シャープは25日、大型液晶ディスプレー生産を手掛ける堺ディスプレイプロダクト(大阪府堺市)の持ち分をすべて売却すると発表した。写真は、シャープのロゴ。2017年10月2日に千葉市の幕張メッセで撮影。(2021年 ロイター/Toru Hanai)

[東京 25日 ロイター] - シャープは25日、大型液晶ディスプレー生産を手掛ける堺ディスプレイプロダクト(大阪府堺市)の持ち分を売却すると発表した。価格変動が激しく、継続的な投資が必要な大型液晶事業を切り離すことで、連結業績が安定化するとしている。売却後もパネルの供給を受ける。

売却先、売却額はともに非開示。売却予定日は3月15日。

堺ディスプレイは、台湾の鴻海精密工業と鴻海傘下のシャープが共同で運営してきた。シャープは議決権割合で24.55%、所有比率で23.44%保有している。

2021年3月通期業績への影響は軽微としている。

*内容を追加しました。

(久保信博 編集:田中志保)

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