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南ア中銀、金利据え置き 4会合連続 「ディスインフレ見られず」

ロイター / 2024年1月26日 2時45分

南アフリカ準備銀行(SARB、中央銀行)は25日の会合で、主要政策金利のレポ金利を8.25%に据え置くと決定した。2023年1月撮影(2024年 ロイター/Siphiwe Sibeko/File Photo)

Kopano Gumbi Nellie Peyton Bhargav Acharya

[プレトリア 25日 ロイター] - 南アフリカ準備銀行(SARB、中央銀行)は25日の会合で、主要政策金利のレポ金利を8.25%に据え置くと決定した。据え置きは4会合連続。中銀は、利下げを正当化するような明確なディスインフレ傾向はまだ見られないとした。

ハニャホ中銀総裁によると、今回の決定は全会一致。ロイターがエコノミスト20人を対象に実施した調査では、全員が据え置きを予想していた。

南アフリカ統計局が24日発表した昨年12月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比5.1%上昇と、伸びは2カ月連続で縮小し、中銀が目標とする3─6%のレンジ内にとどまった。nL6N3EE0BD]

ただ、中銀はインフレ目標の回復に向けたペースは鈍いと指摘。ハニャホ総裁は記者会見で「インフレ率が目標レンジの中間値に向けて低下していることを示す明確なトレンドは見られていない」と述べた。

中銀の今後の動きについて、多くのエコノミストは7月に利下げが開始され、年内の合計の利下げ幅は0.75─1.25%ポイントになるとの見方を示している。

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