フィリピン、南シナ海巡る合意否定 「中国のプロパガンダ」
ロイター / 2024年4月29日 16時18分
フィリピンは27日、南シナ海における中国との緊張管理を巡り両国が合意したとする中国側の主張を否定し、プロパガンダだと一蹴した。セカンド・トーマス礁でフィリピンの補給船に放水砲を放つ中国船。3月撮影(2024年 ロイター/Adrian Portugal)
[マニラ 27日 ロイター] - フィリピンは27日、南シナ海における中国との緊張管理を巡り両国が合意したとする中国側の主張を否定し、プロパガンダだと一蹴した。
在マニラ中国大使館の報道官は今月18日、南シナ海のセカンド・トーマス礁(フィリピン名・アユンギン礁、中国名・仁愛礁)での緊張を管理する「新しいモデル」に両国が今年初めに合意したと述べた。
フィリピンのテオドロ国防相は27日、2022年のマルコス大統領就任以降、国防省は「中国とのいかなる内部合意も承知せず、当事者でもない」とし、昨年以降、同省と中国当局者の協議は一切行われていないと述べた。
その上で、両国が合意したとの主張は「中国のプロパガンダの一環」だとし、フィリピンは自国の海洋権益を損なうような合意は決して結ばないと強調した。
この記事に関連するニュース
-
フィリピンを激しく揺さぶる中国 中国大使館員の“国外追放”にも発展 領有権対立の背後で一体何が?
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年5月12日 7時0分
-
中国大使館員追放を主張=南シナ海問題で「デマ拡散」―フィリピン
時事通信 / 2024年5月11日 11時37分
-
フィリピン軍高官が中国提案同意 電話録音入手と報道
共同通信 / 2024年5月8日 13時21分
-
フィリピン、中国の放水で船が損傷と非難 スカボロー礁近海で
ロイター / 2024年4月30日 15時30分
-
比、中国との合意否定 「大統領承認せず無効」
共同通信 / 2024年4月27日 21時39分
ランキング
-
1「ペンをしっかり握って!」遺体に現金を引き出させようとして死体冒涜……親戚の女がブラジルメディアインタビューに「私はモンスターではない」
NEWSポストセブン / 2024年5月14日 19時15分
-
2バイデン大統領、対中関税を大幅引き上げ EVや半導体など
ロイター / 2024年5月15日 4時9分
-
3イスラエル軍がラファで攻撃強める、24時間で82人が死亡…国連スタッフも犠牲に
読売新聞 / 2024年5月14日 23時58分
-
4ハリス米副大統領が放送禁止用語 差別に対抗、会場から喝采
共同通信 / 2024年5月14日 17時46分
-
5[深層NEWS]ロシアの国防相交代人事、ベロウソフ氏起用は「戦時経済体制の強化」
読売新聞 / 2024年5月14日 22時57分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください