イーライリリーが通期売上見通し上方修正、肥満症薬の需要旺盛で
ロイター / 2024年5月1日 7時34分
米製薬大手イーライリリーが4月30日発表した最新の通期売上高見通しは424億─436億ドルで、レンジの上下とも20億ドル上方修正された。肥満症治療薬「ゼップバウンド」(写真)の爆発的な需要と生産能力拡大が背景だ。昨年12月、ニューヨークで撮影(2024年 ロイター/Brendan McDermid)
Bhanvi Satija
[30日 ロイター] - 米製薬大手イーライリリーが30日発表した最新の通期売上高見通しは424億─436億ドルで、レンジの上下とも20億ドル上方修正された。肥満症治療薬「ゼップバウンド」の爆発的な需要と生産能力拡大が背景だ。
ゼップバウンドや、肥満症治療としても承認されている糖尿病治療薬「マンジャロ」の需要が非常に強く、足元では供給が追いついていないが、年後半にはいずれも大幅な増産が見込めるとしている。
アナト・アシュケナージ最高財務責任者(CFO)は、「不眠不休」で生産設備拡張に取り組んでいると説明。ただそれでも、年内から恐らくは来年まで供給不足が続くと付け加えた。
第1・四半期の調整後1株利益は2.58ドルで、アナリスト予想を0.12ドル上回った。
ゼップバウンドの売上高は5億1740万ドルと、アナリスト予想の4億1820万ドルを超えた。マンジャロは前年同期の5億6850万ドルから18億1000万ドルに伸びたものの、供給能力の限界が響いてアナリスト予想の20億8000万ドルには届かなかった。
この記事に関連するニュース
-
肥満症薬のノボ・ノルディスク、需要急増で業績見通し引き上げ
ロイター / 2024年5月2日 16時41分
-
英GSK、1─3月利益と売上高が予想超え 通期利益見通し上方修正
ロイター / 2024年5月2日 11時30分
-
ファイザー、通年見通し上方修正 第1四半期予想上回る
ロイター / 2024年5月2日 0時56分
-
3年で株価33倍も、米国株「株価上昇率」ランキング AIの覇者エヌビディアに続く高成長企業は?
東洋経済オンライン / 2024年4月23日 6時30分
-
3年で株価33倍も、米国株「株価上昇率」ランキング AIの覇者エヌビディアに続く高成長企業は?
東洋経済オンライン / 2024年4月22日 8時30分
ランキング
-
1飲むヨーグルトが「乳酸菌バブル」でジリ貧の理由 市場は逆転寸前、かつての人気を取り戻せるか
東洋経済オンライン / 2024年5月19日 7時20分
-
2東京から新幹線…「新神戸」よりも、一駅先の「西明石」まで買った方がおトク!? JR往復割引「601キロ」のカラクリ
まいどなニュース / 2024年5月19日 8時2分
-
3ラーメン屋経営で地獄見たプロレスラーの気づき 川田利明が向き合う「お客様は神様です」の怖さ
東洋経済オンライン / 2024年5月19日 12時30分
-
4ローソン、コーヒーなどの「濃さ」選べる仕様に 背景に“客離れ”回避
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年5月19日 8時0分
-
5広がるタッチ決済乗車は訪日外国人観光客対応か 話題の「二重価格」が鉄道・バスに導入される可能性
NEWSポストセブン / 2024年5月19日 7時15分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください