最高性能のポライドカメラ「Polaroid I-2」実写レビュー

　スマホとの連携機能はきちんとシステム化されている。専用アプリは撮影時にはリモコンでシャッターを切れるし、絞りやシャッタースピードの変更ができる。撮影したフィルムをスキャンする機能も搭載し、アナログのフィルム写真を手軽にデータ化できる。

撮影時のスマホアプリの画面。露出補正は本体の物理ダイヤルでおこなうので、アプリ上からは操作はできない。

撮影した写真をスキャンする際はフレームが傾きを自動的に修正してくれる。

　インスタントカメラとはいえ久しぶりに銀塩写真で撮影をしてみたが、失敗しても気軽に撮り直せるデジタル写真とはまるで別の感覚だ。

　一枚一枚の写真を丁寧に撮影することの大切さを思い出させてくれたのは貴重な体験だった。

　もちろん若い世代には、アナログ写真を体験できるうえ、絞りやシャッター速度をいじれる楽しさを提供してくれるカメラなのである。