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『28日後…』第3弾にキリアン・マーフィ出演か 米ソニー重役が言及

シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年5月18日 21時1分

 映画『28日後…』シリーズ第3弾となる『28 Years Later(原題) / 28イヤーズ・レイター』(訳:28年後)に、製作総指揮を務める1作目の主演俳優、キリアン・マーフィが出演する可能性を、米ソニー・ピクチャーズの重役がDeadlineに示唆した。

 キリアンが主演した『28日後…』(2002)は、人間を凶暴化させる伝染病により壊滅状態となったイギリスで、わずかに生き残った人々のサバイバルを描いたダニー・ボイル監督作。2作目の『28週後…』(2007)に続く第3弾は、ソニー・ピクチャーズの下で製作される新たな3部作の幕開けとなり、『フリー・ガイ』のジョディ・カマー、『TENET テネット』のアーロン・テイラー=ジョンソン、そして『ハリー・ポッター』シリーズのレイフ・ファインズが出演する。

 米ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント モーション ピクチャー グループの会長であるトム・ロスマン氏は、同サイトで『28 Years Later(原題)』について語るなか、「キリアン・マーフィは、オリジナルにおいて忘れられない主人公でした。彼は戻ってきますか?」と質問されると「ええ、でもそれは意外な、発展的な形でと言わせてください」と出演をほのめかした。『28日後…』でキリアンは、昏睡状態から覚醒して荒廃したロンドンをさまよう自転車メッセンジャーの主人公ジムを演じたが、同じ役で登場するのかは不明だ。

 新作には、オリジナル監督のボイルと脚本家のアレックス・ガーランドも復帰する予定。ロスマン氏は「これはエドガー・ライト監督の『ベイビー・ドライバー』のような、商業的なジャンルと組み合わされた、ダニーの最高の作品です。時として、真の名監督を商業的な分野に置くことで、作品の格がさらに高まることがあるのです」と同サイトに語っている。

 『28 Years Later(原題)』は2025年6月20日公開予定。第3弾と第4弾は連続して撮影される予定で、第4弾については『マーベルズ』のニア・ダコスタが監督交渉中だと報じられている。(編集部・入倉功一)

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