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不器用で空想好きな彼女の頭の中は――? デイジー・リドリーの主演&プロデュース作、7月26日公開

映画.com / 2024年4月26日 11時0分

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邦題は「時々、私は考える」 (C)2023 HTBH, LLC ALL RIGHTS RESERVED.

 「スター・ウォーズ」シリーズ、「オリエント急行殺人事件」で知られるデイジー・リドリーが主演・プロデュースを務めた映画「Sometimes I Think About Dying(原題)」が、「時々、私は考える」の邦題で、7月26日から公開されることが決定した。

 2019年に発表され、各国の短編映画祭で数々の賞を獲得した同名短編映画を長編映画化。ポートランドからほど近く、名作映画「グーニーズ」の舞台としても知られるオレゴン州アストリアの閑散とした港町で繰り広げられるノスタルジックで少しだけロマンチック、そして優しい愛に溢れた人間讃歌の物語だ。

 人付き合いが苦手で不器用なフランは、会社と自宅を往復するだけの静かで平凡な日々を送っている。友達も恋人もおらず、唯一の楽しみといえば空想にふけること。それもちょっと変わった幻想的な“死”の空想。そんな彼女の生活は、フレンドリーな新しい同僚ロバートとのささやかな交流をきっかけに、ゆっくりときらめき始める。順調にデートを重ねる二人だが、フランの心の足かせは外れないままで――。

 主演のリドリーは、人付き合いが苦手な主人公フラン役。恋や仕事仲間との交流をきっかけに少しずつ変化していく様子を繊細な演技で表現しており、昨年のサンダンス映画祭にてプレミア上映された際には「デイジー・リドリーの新たな一面が発見された」と演技力が評価された。さらに本作ではプロデューサーとしても名を連ね、一から制作にも携わるという新しい挑戦も果たしている。

 監督を務めるのは、2023年のインディワイヤー誌が発表した“注目の女性監督28人”に選出されたレイチェル・ランバート。これまで3本の長編映画を手がけてきた彼女だが、本作が日本で公開を迎える初めての作品となる。

 「時々、私は考える」は、7月26日から新宿シネマカリテほか全国順次公開。

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