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スタッフも大絶賛、『アンメット』第5話で圧倒的存在感放った俳優・千葉雄大

エンタメNEXT / 2024年5月17日 11時30分

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『アンメット ある脳外科医の日記』

「新境地」か「本領発揮」か。それは彼に対する認識の差によって使う言葉は分かれるだろうが、『アンメット』第5話での千葉雄大の圧倒的な存在感に世間は驚かされたことだろう。

【写真】星前(千葉雄大)と風間(尾崎匠海)ほか第5話場面カット【15点】

本作は同名コミックが原作で、杉咲花が主演。事故で記憶障害の後遺症を負った若手脳外科医の川内ミヤビが過去2年間の記憶をなくし、新たな記憶も1日限りで忘れてしまいながら、患者と向き合い、自分自身も取り戻していくようなヒューマンドラマとなっている。

第5話では星前先生(千葉雄大)が全科で専門医レベルを目指している理由に触れた。自身の母親が専門医によってたらい回しにされた経験をミヤビの前で告白するのだが、ここでの演技力が圧巻だった。すでに多くのメディアによって伝えられている通り一度千葉は言葉に詰まり、噛んで言い直しているが、そのまま放送されてそれすらも演出のように見せている。

唇を震わせて話すその姿は星前というキャラクターの輪郭をくっきりと浮かび上がらせ、ドラマの監督を務めるYuki Saitoさんも「その言葉と身体の震えに、星前先生の医療に対する思いが溢れてて、リアリティと説得力があって、スタッフ達もふいにもらい泣きしてました」とコメントしている。

そもそも原作を知っている人からすると、星前を千葉が演じるというのは若干の違和感を持ったかもしれない。漫画の中の星前は自身のことを「エース」と称す自信家。そこに童顔で柔和なイメージを持つ千葉をキャスティングするというのはある種の挑戦だったはずだ。だが、5話での感情が漏れ出るような千葉の姿によって、新たな“星前像”を視聴者の中で確立させている。

もちろん、ファンであれば千葉の演技力は今更驚くことではないかもしれない。だが、「かわいい」というイメージが先行しがち千葉が、現在大きな反響を呼ぶドラマの中で世間のパブリックイメージを覆した意味は大きい。実際、SNSでも「こんな演技もするんだ」や「180度印象が変わった」という声が見られた。今回の作品から少しふっくらしたことも含め、今後の千葉の俳優キャリアがどの方向へと進んでいくかというのは非常に興味深いところだ。

『アンメット』は世間が俳優を“見つける”作品となっている。地上波ドラマにほとんど出ない若葉竜也の魅力を気づかせ、好きな人を想う岡山天音という新たな“沼”を生み出した。そして、ドラマとして折り返し地点を迎えての千葉雄大……。作品としての内容はもちろん、俳優のことをより深層的に知ることのできる『アンメット』はまさに春クールの神ドラマと言って差し支えないだろう。

【あわせて読む】俳優・岡山天音が『アンメット ある脳外科医の日記』4話で魅せた“新たな顔”

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