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孫のために1年間で使ったお金は最高で「50万円」以上!その内訳とは?

ファイナンシャルフィールド / 2024年1月26日 4時40分

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かわいい孫のために、ついついお金を使ってしまうという方もいらっしゃるでしょう。   定年退職後には、年金や退職金が入ってくるため少しくらいぜいたくしても……と考えがちですが、老後の生活のためにもなるべくお金は貯金しておきたいところです。   そこで今回は、孫に使った平均金額や内訳について解説します。   孫にお金をかけ過ぎてしまうとお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。

孫に使う平均額(年間)とその割合

ソニー生命保険株式会社の「シニアの生活意識調査2023」によると、孫に使ったお金の平均額は、1年間で10万8134円とのことです。
 
2022年の調査結果(平均金額11万9413円)と比較すると、1万1279円減少していることが分かりました。
 
支出が下がった要因としては、物価上昇にともなう節税の意識が高まったことが考えられます。
 
次に、孫に使った金額の割合を詳しく見てみましょう。

・1位:5万円~10万円未満(27.5%)
 
・2位:3万円~5万円未満(18.0%)
 
・3位:10万円~20万円未満(14.1%)
 
・4位:2万円~3万円未満(12.3%)
 
・5位:1万円~2万円未満(9.2%)

なかには、50万円以上(2.9%)という回答もありました。
 
孫にどのくらいのお金を使うかは、会う頻度や目的によっても大きく異なります。
 
一概にお金をかけることが悪いとはいい切れませんが、会うたびにおもちゃやお菓子を買ってしまうと、生活費に影響が出る恐れもあります。
 
定年退職後は、収入が減るもしくはなくなることも考えられるため、計画的にお金を使うことが大切です。
 

孫に使うお金の内訳

同調査では、孫に使ったお金の内訳も発表しています。
 
内訳として多かった回答は、以下の通りです。

・1位:おこづかい・お年玉・お祝い金(66.2%)
 
・2位:一緒に外食(49.7%)
 
・3位:衣類などファッション用品(33.4%)
 
・4位:おもちゃ・ゲーム(32.8%)
 
・5位:本・絵本(23.9%)

1位は物を買うのではなく、おこづかいやお年玉、お祝い金などでお金をそのまま渡すパターンです。
 
上記の目的の場合、時期によっても出費に差が出ることが考えられます。
 
例えば、入学祝いとなると、まとまったお金を渡すこともあるでしょう。
 
孫が入学するタイミングが重なることで、出費がかさむ可能性も考えられます。
 
あらかじめ想定できる出費に関しては、前もって準備しておくと安心です。
 

今後の生活を考慮したうえで孫にお金を使おう

今回の結果から、1年間で孫に使うお金は平均11万円ほどであることが分かりました。
 
目的や状況に応じて孫にかけるお金は変動するため、予測できる支出に関しては前もって準備しておくと安心です。
 
定年退職後はかわいい孫のために今を楽しむことも大切ですが、今後の生活を踏まえ、お金の使い方には配慮が必要です。
 
また、何でも買ってあげるのではなく、将来孫が経済的自立ができるように教育していくことも大切といえるでしょう。
 

出典

ソニー生命保険株式会社 シニアの生活意識調査2023
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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