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子どもがお小遣い3000円を「クレーンゲーム」に全額使います。お金の他の使い方を教えたいのですが、いい助言はありますか?

ファイナンシャルフィールド / 2024年5月3日 3時0分

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子どもにお金の使い方を学んでもらおうと、お小遣いを渡している家庭も多いのではないでしょうか。決まった金額を渡され、自分でやりくりしながら欲しいものを買ったり貯金したりすることで、子どもの金銭感覚が養われる可能性があります。   しかし、中には今回の事例のように、クレーンゲームなどでお小遣いを全額一気に使ってしまう子どももいらっしゃるようです。   そこで今回は、お小遣いを通して子どもにお金の使い方を学ばせるコツについて解説します。

子どもが3000円のお小遣いで買えるもの

お小遣いが3000円の場合、子どもが買えるものには以下の例が挙げられるでしょう。
 

・学習教材
・おもちゃ
・お菓子
・文房具
・アクセサリー
・服
・ゲーム
・娯楽(クレーンゲームやアーケードゲームなど)

 
大人の場合3000円では買えるものがかなり制限されますが、子どもにとっては欲しいものの大半は3000円で賄えるでしょう。ただし、クレーンゲームやアーケードゲームではつい夢中になってしまい、すぐにお金を使い切ってしまう場合も珍しくありません。
 
子どもがお金を上手に使うようになるには、必要に応じて親がうまくコントロールしてあげる必要があります。
 

お金の使い方を学ばせるコツ

次に、3000円の上手な使い方を子どもに教える方法を解説します。お小遣いを通して子どもにお金の大切さを学ばせたい方は、ぜひ参考にしてください。
 

失敗を叱らない・口出ししない

今回のケースでいうと、クレーンゲームでお金を使い切ってしまうことに対してつい怒ってしまう場合もあるでしょう。
 
しかし、子どもにお金の使い方を学ばせるうえでは、口出ししないことがポイントのひとつとされています。なぜなら、お金を使いすぎて失敗することも学びのひとつだからです。ひとまずは、使い切った後の様子を見てみましょう。
 

追加でお小遣いをあげない

お小遣いを使い切った後に、追加のお小遣いをせがんだり、前借りしようと相談してきたりすることもあるでしょう。しかし、そんなときにお金を追加であげては「お金がいくらでももらえる」と錯覚して、同じことを繰り返してしまうかもしれません。
 
お金の失敗は、お金をなくして初めて分かるものです。そのため、すぐお金を使ったことを反省して使い道を改めて考える機会を与えてあげましょう。
 

対価としてお小遣いをあげる

なにもしなくてもお金がもらえると、ありがたみが分からないものです。そのため、お小遣いをあげるときは、家の手伝いをしてもらい、その対価としてあげるのがおすすめです。
 
家庭によっては、やった分だけお小遣いをあげる歩合制を導入する方法も効果的かもしれません。子どもの性格や年齢を鑑みて、実践するとよいでしょう。
 

困っているときはアドバイスする

お金の使い道を子どもが自分で考えることも大切ですが、ときには大人が計画的な使い方をアドバイスすることも大切です。
 
1ヶ月にどれくらいのペースで使うとなくならないのか、どうすれば無駄遣いをしなくなるのかなどのアドバイスをして「気付き」を与えてあげましょう。また、アドバイスを通して「貯金」の概念を教えるのもよいかもしれません。
 

お小遣いの扱いは慎重に

お小遣い制は子どもの金銭感覚を養ううえで効果的であるといわれています。しかし、あまりにも多いお小遣いをあげたり、追加のお小遣いをせがまれてすぐあげたりするのは、学びの機会を逃しているといえるでしょう。
 
お小遣いを通してお金の大切さを学んでもらうには、家庭内で一定のルールを設けることが大切です。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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