東京V、連続無敗記録が11でストップ 町田に今季最多5失点で完敗

■町田のパリ五輪世代FW藤尾に2点を許した

　東京ヴェルディの記録がとうとう止まった。5月19日、J1リーグ第15節でFC町田ゼルビアと対戦して0-5の大敗を喫した。3月16日第4節アルビレックス新潟戦から続いた連続無敗記録は11でストップ。クラブ歴代2位の最長記録だったが、更新することはできなかった。

　前半11分、相手の波状攻撃から先制を許すと、同29分にはパリ五輪世代FW藤尾翔太にヘディングシュートで追加点を奪われた。前半を2点ビハインドで折り返した東京Vは、なかなか反撃できず。後半14分、藤尾にこの日2点目を奪われ、同35分にはMF柴戸海にスーパーなボレーシュートで失点を許した。さらに、同アディショナルタイムにダメ押しゴールを許した。

　今季最多の5失点で、連続無敗記録は11（3勝8分）でストップ。リーグ戦第13節の鹿島アントラーズ戦（3-3）では3点ビハインドを追い付くなど、勝負強さを見せていた東京Vだったが、好調町田の前に力尽きた。（FOOTBALL ZONE編集部）