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さいたま市、地域をつなぎ交流を生む複合施設「大宮門街」来春オープン

IGNITE / 2021年10月17日 23時30分

写真

大宮駅東口を変えていく複合施設が誕生する。

■「大宮門街(オオミヤカドマチ)」2022年4月オープン

「大宮駅東口大門町2丁目中地区市街地再開発組合」は、大宮駅東口エリア初の再開発事業として開発を進めてきた複合施設の名称を「大宮門街(オオミヤカドマチ)」に決定した。

オフィスや商業施設、銀行、公共施設(市民会館)の機能を導入するこの複合施設「大宮門街」は、2022年4月にオープンする。

「大宮門街」は、街の特長である路地道を取り込み、周辺地域の氷川参道や並木道へ繋がるようなデザインを取り入れた。大宮の街の歴史や文化を受け継ぎつつ、周辺地域との連携拠点として大宮エリアの長期的な発展を牽引する。

「大宮門街」という名称には、門前町、大宮、大門、氷川参道という土地の歴史と特徴を凝縮させた。大宮駅から緑豊かな氷川神社の参道へ続く『門』の役目をもち、大宮で暮らし、働き、楽しむための色々な施設が集まった、ひとつの『街』のような存在でありたいという想いを込めている。

■「大宮門街」再開発の背景

大宮駅周辺地域は武蔵一宮氷川神社の門前町、また中山道の宿場町として古くからの歴史を有している。さらに1885年(明治18年)の大宮駅開業以降は、多方面へ伸びる鉄道・新幹線が相次いで乗り入れたことによって多くのヒト・モノが行き交うようになり、都市化が進んでいった。

「大宮門街」がオープンする大門町地区は、駅とまちをつなぐ中心に位置することに加えて、南北に伸びる氷川神社周辺地区との結節点でもあることから、商都・大宮の中心を担いつつも、文化・ 歴史が息づく、大宮のポテンシャルを象徴する地区だった。

一方で、交通基盤整備の遅れ、建物の老朽化や防災機能に課題を残している面もあり、さいたま市ではまちづくりの将来像「大宮駅周辺地域戦略ビジョン」(2010)を策定し、公共施設再編による「連鎖型まちづくり」など、多くのまちづくりに取り組んでいる。

商業的賑わいや、市民ホールを軸とした文化的機能、ビジネスが門街広場を介して立体的に交差し相互交流を促すよう整備した。

施設外観イメージ

1階 門街広場

1階~6階 SHOPS/SERVICES /RESTAURANTS

4階~9階 CIVIC HALL 【RaiBoC Hall (市民会館おおみや、読み:レイボックホール)】

10階~18階 OFFICE 【大宮門街 SQUARE】

※画像はイメージ

大宮の街が大きく変わるきっかけとなりそうな「大宮門街」。来年4月のオープンが待ち遠しい。

大宮門街(オオミヤカドマチ)

所在地:埼玉県さいたま市大宮区大門町二丁目118番地
規模:地下3階、地上18階、塔屋1階

(冨田格)

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